かつぜん@ミシュラン店シリーズ、今回はとんかつ屋さん

2012-05-16 | 15:19

とんかつ屋さんといえば、二十代の頃、友人から美味いという評判の店を聞いて行ったことがある。
ちょっと遠くて、ドライブがてら着いた時には随分来たなあ、というロケーションだった。
到着した店は小料理屋風というか、油臭い感じがまるでなく綺麗綺麗している。
給仕をしてくれる奥さんと思われる方も、和服なんかを召して品の良い印象。
そして大ぶりのとんかつが出てきて驚いた。
衣に清潔感があったのだ。
そして大きい。
食べてみると感触が驚くほど軽いのに、中の肉は旨みたっぷりだった。
確かに美味しい。
遠いけど、このお店は通うだろう、と予感しその通りになった。

とんかつに関しては同じ時期にもう一つ印象的なお店と出会った。
こっちも友達に聞いた店なのだが、こちらは着いた途端に帰りたくなった。
当たり外れは人生の機微だと思っても、古びた建物で、なんとも汚い印象なのだ。
店内に入るも暗く油ぎった感じでヨロシクナイ。
カツ丼(こちらはとんかくでなくカツ丼)が出てきてまたビックリ。
衣からして随分色が濃く、油自体が良くないのでは、という疑惑を持った。
味も独特だった。
最初の一口を食べた時は、全部食べきれるかなあと思ったものの、気付くと完食していた。
さらに不思議なことにしばらくすると食べたくなるのだ。

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Theme : 美味しかった♪
Genre : グルメ

鬼物語 西尾維新@冗漫な前半、泣ける幕切れ

2012-05-13 | 16:11

傾物語、囮物語、恋物語、と絶賛しつづけた西尾さんの小説でしたが、この小説に関しては、さすがに前半、ちょっとメタ小説へこだわりが、効果的というより邪魔な印象でした。
忍の話のテンポが悪く、冗漫な印象で退屈してしまった。

それでも後半、舞台が山中に飛ばされてからは、読者にページを繰らせる力、立派に蘇ります。
新たなエピソードを予感させる人物も登場で、前半の伏線は巧みに回収され、
幕切れは鮮やかで哀しく心に残るものでした。
そうして読み終えると、「彼女の顛末」を見届けることが出来たのだから、やっぱり読んで良かったな、読んでおくべき1冊だな、と思わせてくれる辺りは、さすがにプロの仕事の1冊ですね。

Theme : ライトノベル
Genre : 小説・文学

増補フランス文学案内 渡辺一夫、鈴木力衛@備忘録part2

2012-05-11 | 23:30

18世紀(擬古典主義、啓蒙主義)
古典主義は理性を尊重し、規制を守った。ルイ十四世の治世が終わった時、経済は疲弊していた。
批判の精神が信仰から、社会批評、文明批評になり啓蒙主義につながる。
啓蒙主義から大革命へ、ロマン主義が芽生える。

モンテスキュー「ペルシャ人の手紙」「法の精神」:法を神からでなく人間から引き出した。
ヴォルテール:小説家、劇作家、哲学者、歴史家、18世紀はヴォルテールの世紀。ルソーと違い、文明を信じた方。
ジャン=ジャック・ルソー@左翼思想の源流家
「孤独な散歩者の夢想」「エミール」「人間不平等起源論」私有財産が諸悪の根源、文明が悪い、自然人の再生を訴えた。
「マノン・レスコー」:情念の為に、名誉も富も家柄も捨て、身の破滅も顧みない。道徳や宗教より情念が優越する。
「セビリアの理髪師」「フィガロの結婚」@無能な貴族批判、後のフランス革命の予測
ラクロ「危険な関係」
「ポールとヴィルジニー」@個人的に懐かしい。この時代のなのか。
サド侯爵1740-1814投獄と精神病院の生涯「ジュスティーヌ」「ジュリエット」20世紀にアポリネールにより再発見。

フランス大革命1789年7月14日@王権が倒れ、ブルジョワジーの時代へ

19世紀(ロマン主義、写実主義、自然主義、象徴主義)

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Theme : 本の紹介
Genre : 学問・文化・芸術

増補フランス文学案内 渡辺一夫、鈴木力衛@楽しく読めた仏文学史

2012-05-10 | 22:38

何故か気が付くと読んでいることの多い仏文学。
場当たり的に読むのも悪くないですが、歴史を概観してみるもの一興かなあ、と読了です。
この本は著者が東大仏文教授で、岩波書店の発刊で、とお堅い感じを受けますが、素人向けに噛み砕いて書いてあり読んでいて楽しかったです。

以下仏文史の備忘録
中世期(11世紀から15世紀
シャルルマーニュ大帝没後、中部欧州が三つに分裂した時期。
聖人伝、武勲詩、宮廷騎士道文学、風刺尺実文学、教訓文学、南仏文学(ラテン語の情熱的、快楽追及的な主題)の六つがある。
騎士道文学は意中の女性の為、騎士があらゆる試練に耐える話。後に女性の代わりに聖杯が登場。神秘的、宗教的にもなる。
中世後期、百年戦争になると封建制の崩壊、王権と市民階級の勃興が起こり近代化、ジャンヌ・ダルク登場で、攻め込んできた英国撃退。
詩人のフランソワ・ヴィヨン登場。
「結婚15の楽しみ」夫を手なずける女性の狡知と偽善が主題の小説

16世紀(ルネッサンス)キリスト教の自己修正能力欠如が顕著に
フランソワ・ラブレー「ガルガンチュワ」フランス語の散文に色彩と音響を活力を与えた。

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Theme : 本の紹介
Genre : 学問・文化・芸術

けいおんローソンキャンペーンとかエヴァ・フィギュア付UCC缶コーヒーとかミルキィとCCさくらの中古DVDとか@キモさを随分広めてしまったか

2012-05-09 | 08:10

本日は休日ですが、一日中仕事の予定です。
朝から起きてやっていますが、ただいま7時33分、9時の連絡待ちの間にブログ記事、更新です。

昨日は休日前夜&けいおんDVD発売祭りローソンキャンペーン中ということで、仕事が終わった後、Z4の幌を開けてローソン巡りしてまいりました。
初めに行った行きつけの店ではファイル4種あったのですが、他にめぼしい商品はなし。
コルクボード買ってもなあ・・・どうしろと・・・
ペンケースは、梓か澪があったら買っていたかも。
店番していたのが若い男女カップルなので、少しビビるも、勇気を出して購入。
ホント、若い人が羨ましい。
俺の年だと買うのに抵抗あるよ。
このお店には良く行っているんで、また来たよ、あのけいおんグッツ買うキモオヤジ、とか言われていそう・・・

その後は、以前、やはり休日仕事の折りに寄ったら何故か随分前に売り出されていたエヴァ劇場版Qのフィギュア付UCC缶コーヒーが置いてあったローソンに向かう。
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着いてみると、お店の前の駐車場が渋滞状態。
まさかけいおんフェアのせいか?ということはまったくなく、たまたまだったみたい。

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Theme : けいおん!
Genre : アニメ・コミック

メイウェザーvsコット@顎を引けば、時空間の支配者にも倒されない

2012-05-06 | 16:33

この試合は早ければ5R、メイウェザーが安全運転しても8R以降はないのではないか、と思っていました。
コットに勝機があるとすればメイウェザーの調整失敗のみ。
そんな期待も試合が始まって10秒で消し飛びます。
ジャブは途中の軌道が見えないほどだし、ダックすると瞬間、上体が消えるようにすら見える。
一流ボクサーなら、わずかな動きで行うヘッド・スリップが目にも止まらない、ということはあるものですが、大きな動きとなるダッキングで消えるように見えるというのは規格外だ。
かつては年齢とともにスピードは落ちると言われたものですが、栄養管理やらトレーニング方法の進歩があるのでしょう。

本日もフロイド・メイは絶好調で、コットの貝のようなガードをこじ開けるようと、右から左から上から下からパンチを繰り出す。
自分はノーガードのままそれをやる。
打たれない自信あって始めて出来ることだが、実際に打たれない。
4R位まではそんな調子で、俺の予想、また当たってしまったか、と思ったんですが、6R頃になるといつのまにかメイウェザーの顔が朱に染まっている。
なんらかのアクシデント的な打撃を受けたのかな、と思えばこそ。
密着戦でコットは奮戦していたのだった。

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Theme : ボクシング
Genre : スポーツ

熱狂の日2012ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン@素晴らしかったウラル・フィルハーモニーの「シェエラザード」&楽しかった休日

2012-05-05 | 19:11

熱狂の日、本来なら3日か4日に行こうと思っていたんですが、悪天候でぐずぐずしてしまい、最終日の本日、やっとこさっとこ行ってまいりました。
チケットの類も取ってなかったので、朝に到着した後、ガラス棟に入り見つくろう。
正直、私のクラシック熱は相当冷めていてね。
今聴いている音楽は萌え系アニソンと安室奈美恵が中心。
昨夜も「PLAY」のライブDVDの後、BEST FICTIONのMV観てて遅くまで起きていた。
安室奈美恵、すっと挙げた指までが長く美しくダ・ヴィンチの「洗礼者ヨハネ」さながら。
観れば観るほど魅惑され、魅力の底が知れず、やはり彼女は「神の造り上げたフェラーリ」だな、と思うばかり。
そしてその安室奈美恵は私の中でのライブの概念というか、判断基準を一気に押し上げて、なんかもう安室ちゃん以外のコンサートはイイや、みたいなね。
その上、ここだけの話ですが、前回行った熱狂の日の某コンサートの出来、あまり良いとも思えなくて、運ぶべき足も鈍りがちという内情だったのでした。

さてコンサート、何を見ようかと迷ったのですが、昼食はミシュラン店に予約があるので、2:15始まりのリムスキー・コルサコフの「シェエラザート」を取る。
この曲ならダメでもあきらめがつくという消極的な理由だった。
それからガラス棟の地下に降りて舞台上で行われている声楽とピアノの演奏を聴きながら青森産のリンゴ酒とやらを飲みつつ、カフェ・リュスのピロシキを食べる。
Mozartとというチョコレートのリキュールも売っていたので買ってしまう。

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Theme : 音楽
Genre : 学問・文化・芸術

タイタンの逆襲3D@派手な映像満載で3Dの迫力は楽しめた

2012-05-04 | 16:08

最初の映画は、駅に走り込む列車を撮ったモノだった、という歴史を考えると、内容より映像を、というこの作品は古き良き映画の王道かもしれない、とも思えます。

ストーリー自体はペルセウスが世界を破滅させようとするクロノスとその仲間、生み出された怪物たちと戦うという単純なモノ。
さらにハデスが心変わりしていく過程もなんとなくで、少し弱いのですが、これだけ派手な映像を見せてくれるのだから、イイですよ。
娯楽映画として合格点、充分とれています。

ともかく魔人やら巨神や怪物やらが後から後から出てきて、迷いこんだり潜りこんだりする神殿やら迷宮やらも映像的な迫力は満点。
観ている間は手に汗握る。
わざわざ映画館まで行く手間も、観終わって元は取れたと感じました。
光で飛ぶという宇宙船だよりだったジョン・カーターより、もっともらしくても地味だったヒューゴの不思議な冒険よりも、わざわざ映画館に行って観る3Dの値打ち、という基準で計ったなら、私ならコレ一択ですね。

望むなら3D映像を、もっとこちらに、ってことでしょうか。
炎とか咬みかかって来る怪物の牙とかを観客側に飛び出せて驚かせて欲しい。
火を吐かれても横から横、ばっかりじゃな。
観る方は、より強い刺激を求めているんで、グロテスクで悪趣味なのはカンベンですが、もっと迫力を!と望んでおきます。

Theme : 映画館で観た映画
Genre : 映画

アンダーグラウンド 村上春樹@二つの読み処をもつ分厚い本

2012-05-03 | 14:06

家にあったオウム信者へのインタビュー集、「約束された場所へ」を読み、こっちも読もうとAmazonで注文。
届いて驚いたのはその厚さで文庫だったのですが、なんと777p!
読みでがありました。
個人的には二つの顔を持つ本だ、と思いました。
一つ目の顔は被害にあった方々の話から伝わってくる、普通の人が理不尽に巻き込まれた大きな悲惨についてですね。
みなさん、ホントウに普通の人で、懸命に生活している人々です。
我々ってついつい有名人や成功者に視線がいきがちでしょ。
でもこの本を読むと、我々の社会を支えているのは、華やかさには無縁でも、日々懸命に自分の仕事をこなしている人々なんだな、と実感できる。
そしてそんな貴方や私の同族たちが、いかに深く傷つけられたか、と分かる。
植物状態になってしまった方。
壮絶な苦しみの中、奥さんとお子さんを残して亡くなったかた。
職務へ真摯な責任感から亡くなった方。
深刻な後遺症に、今も苦しんでいる方々・・・
そういう話を読むうちに、我々よりはるかにその事実を知っていながら、ありとあらゆる姑息な手段まで使い、犯罪実行者を裁かせまいとする集団がいるのを思いだすことになります。

世の常識というのは変わることがあります。

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Theme : ノンフィクション
Genre : 本・雑誌

鮨かねさか@ああ、鮨屋とは色々なネタがあるのであるなあ、と思いだした

2012-05-01 | 22:35

ミシュラン店シリーズ、このお店は二つ星です。
ダ・ヴィンチ美の理想展から銀座線に乗ってランチを頂きに行きました。

昨今は寿司と言えば(このお店は鮨ですが)中トロ、大トロですが、このお店は他のネタも目覚ましい。
海老、光り物からシャコとか小柱軍艦巻き、穴子にウニやイクラまで絶品です。
鮨屋とは、かくも様様なネタを食するモノなのだ、と再認識させてくれるお店ですね。
ただ卵はちょっと甘すぎるような・・・ま、ポリシーなんでしょうが。
それからガリは久兵衛の方がより美味しかったような(私はどうもガリが好きで好きで、こういうお店だといくらでも食べてしまって恥ずかしい)・・・しゃりはコチラの方が好みですが・・・でした。
お店は思ったより狭かったですが、全体に雰囲気は良好で、ともかく上品です。
もし回転することなかりせば、良い鮨屋ってこんな感じに、かくあったのではないか、なんてことも考えましたね。

15500円のコースを頂きましたが、どうせ行くならコレしかないです。
いわゆる銀座で、鮨で、ミシュランなんだから、もう値段には目をつぶって飛ぶしかない。記号の消費なんで覚悟しましょう。

普段は回転でイイんだからさ。

Theme : お寿司
Genre : グルメ