2009-08-23 | 15:04
実はこの本、一度挫折していたので、今はちょっとした山を登りきった気分です。
以下、感じたことを書いていきます。
1)南米文学のマジック・リアリズムを堪能できます
草原に突如出現する帆船、海竜の腹中から出る十字軍戦士の甲冑。罠に掛かる正体不明の怪物、巨大な屋敷を放浪する死者の群れ、三千人を超える死者を乗せた200両を超える貨車、幾度も復活する賢人の霊・・・南米の激しい風土が生み出す幻覚と覚醒が交じり合うエピソードは絢爛たるシーン生み続け読みどころ満載です。
2)性と生は不可分なんだな
巨大な男性器が旺盛な性欲の暗喩となっています。
巨根の男性は常に女性の憧れとなり幾多の交わりを持ちます。
処女はその上で小鳥のように八つ裂きにされ、息耐えそうになることを堪えますが、この世に生を受けたことを神に謝し耐え難い苦痛の中で想像を絶する愉悦に朦朧となりながら破瓜されます。
性は生と不可分であるが明らかにされ、性の味をしめた女性の貪婪な下半身は飽くとのない野心の塊りとなります。
[百年の孤独 ガルシア=マルケス@本当の楽しみは簡単ではないのかも]...Read more





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