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譜めくりの女  @主人公メラニーは、フランス流解釈の綾波系キャラ

2009-09-10 | 21:24

ピアニストへの夢を立たれた少女の復讐劇です。
話の造り自体はそれほどのモノではありませんが、能を始めとする日本文化に触発されたという監督のドゥニ・デルクールの演出とカメラは、音楽までが可能な限り排されて抑制されたなかでも復讐劇の緊張感に溢れ雰囲気タップリです。

相手の信頼を得ながら静かに計画を進めるデボラ・フランソワの謎めいた美しさは一見の価値ありでした。
D・フランソワ自身は、撮影当時、20歳前後だったはずですから美少女の範囲は少し超えた、でも大人の女というにはまだ未成熟な魅力が、ミステリアスな沈黙の中に巧みに醸し出されています。

途中、暗いベットルームからのシーンではアニメ雑誌をめくっているなどメラニーの造詣は、フランス人、ドゥニ・クレール流解釈の綾波レイだと思うのだけれど如何?

ps
観ているうちに、なんだか今は懐かしいカトリーヌ・アルレー(みんな知ってるかなあ)を思い出してしまった。
アルレー、好きだったなあ・・・イイ作家でした。
アマゾンにはまだ「わらの女」と「死の匂い」が売っているから興味が沸いた方はどうぞ。
フランス文化と日本文化って不思議な相性がありますよね。
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Theme : WOWOW/スカパーで観た映画の感想
Genre : 映画

【見逃すな!】サバイバル・アイランド【ダイナマイト・バディ!】

2008-12-12 | 20:59

新妻とクルージングに行ったら船火事で孤島に流されました。ただし若い船員付き・・・
いわゆるロビンソン・クルーソー・カテゴリーで、黒い味わいからさらに細かく分ければ「蝿の王」系統でしょうか。

でも、この映画、まず脚本がダメです。
私は「話の構造堪能主義者」で、コッチの思惑を巧く裏切ってくれたり、思いもかけない展開にもっていってくれたりする作品が好きなんですが、下手です。
思惑は裏切られますが、キレがない。印象的なセリフもない。
このキャラクターはいらないなぁ、結局どうなるのよ、と思うのですがグダグダです。
最後の味わいも悪いのですが、この展開にもっていくなら世界に冠たるハリウッドの脚本家たるもの、もう一工夫二工夫、整理が圧倒的に足りません。

それから流された孤島はまさに1流のプライベート・ビーチもかくやで、どこまでも白く輝く砂浜が続き、紺碧の海が栄えるのですが、南の島のリーゾトホテルに何度か滞在したことのある方ならやはりオイオイとツッコミたくなるのではないでしょうか。

朝マッタリ起きてずーーーっと、パラソルの下で読書、体があまりに火照るときのみ海に浸かる、

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Theme : 俳優・女優
Genre : 映画

ハードキャンディ

2008-07-22 | 00:49

梅雨も明けました。
まさしく夏です。
ならばホラーの季節ですが、最近禄なホラーがない、とお嘆きの貴兄に、見逃されているならコレはオススメの1品です。

出会い系サイトで知り合った女は、まだあどけなさも残る14才!(綾波レイと同じ年だ)
フォトグラファーの男は、写真を撮る前の景気付けに、少女と一緒にスクリュードライバー(女の子殺しの定番ですね)をあおったところ、ぶっ倒れたのは自分の方!

たった二人の密室劇、そして始まる悪夢の時間・・・!

この映画の巧いところは、やたらに魅力的なサイコ少女をエレン・ペイジが演じ、そのショートカットの彼女が、小柄で胸も薄く腕力もなさげなとこ。
それに対して囚われた男はパトリック・ウィルソンで、コッチは縛めさえ取れてしまえば、彼女なんて一殴りで殺せそうなとこ。
その緊迫感が、観客を画面に引き込んで離しません。

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Theme : WOWOW/スカパーで観た映画の感想
Genre : 映画

11:14@映画

2008-04-12 | 21:54

劇場未公開映画ですが、練りに練られた脚本に、演じる俳優女優陣が健闘し、暗いアメリカの田舎町の描写もリアルで楽しめました。

映画は11時14分をキーポイントに、5つのストーリーが絡み合います。
深夜のハイウェイで酒を飲みながらクルマを走らせる男は、誰と携帯で話していたのか?

その時、降ってきた死体が出来た経緯は?

静かな田舎町なのに、その日に限ってなんで手錠が足りなかったのか?

そして轢かれた女性に駆け寄った男の事情・・・

映画を見ようと思う基準はいろいろあると思います。
好きな大スターが出ているから。
話題の超大作だから。
原作が有名だったからetc
どんな理由であれ、娯楽なんですから自由です。

私も以上の理由で見ること多々ありますが、映画選択の中で一番重視したいのが、脚本の出来です。
脚本にはすべての映画人に開かれた可能性があると思うのです。
大スターを出演させたり、壮大なCG像、ケタ外れのセットを作るには、莫大なお金が掛かります。
それなら資本がなければ良い映画は出来ないのか?
映画を作る権利があるのは、巨大資本だけのか?
違いますよね。
お金はなくても、一発逆転の素地があるのが脚本です。
映画への情熱を込めて考え抜くのに制限はなく、アイデアはpriceless.です。

[11:14@映画]...Read more

Theme : WOWOW/スカパーで観た映画の感想
Genre : 映画

ヒストリー・オブ・バイオレンス

2007-06-13 | 22:35

強盗を撃退した男の前に、謎の男が現れて・・・

粗筋のタネを明かせばビックリするほど単純な話しで、ハリウッド流ヒーロー映画の定番のような作りなのですが、そこはデビッド・クローネンバーグ作品。
映画は一筋縄では行かない不安感が漂います。

主演のヴィゴ・モーテンセンからどことなく不気味に怪物じみた底知れなさを発散しますし、コンビの強盗にはなんともいえない凄みと狂暴さがあり、つきまとうマフィアの傷も何か得体の知れない人の暗黒面の表出に見える。
この辺からクローネンバーグ、やはり伊達ではないです。

結局、この話しを観る観客が感じる「底」がふらつくような不安感は、あなたはいったい誰なのか?
恋人は?、夫は?、良く知っているはずの隣人の?、その奥底に隠された本性はなんなのか?、という実存的な怖さを掻き立てられるからですよね。


後半、もう少し高く飛んで欲しかったな。
ちょっと小さくまとめ過ぎたような気もします。

Theme : ★海外映画★
Genre : 映画

DEATH NOTE・デスノート前編@映画

2006-10-27 | 23:53

原作は人の永遠の思いであろう、「許せない奴を自在に殺す」というテーマを巧妙に仕立て上げ、ストーリーもスリリングに展開する傑作でした。

映画はどうか?
ということですが、観客のほとんどが、原作では驚かせられていた展開を全部知っている、というのが製作者の辛いとこです。

それを救ったのが主演の藤原竜也さん。
甘い狂気が湧き出るような天才的な役者さんだと思いますが、見事に神から悪魔へと変容するキャラクターを演じきっていました。
特に原作から捻られたラストシーンには痺れました。
この映画は主演が悪ければ見られないところです。

奇天烈な死神はどうするのだろう? と思っていましたがCGもまずは完璧な出来でした。

ストーリーも原作から上手い具合に捻ってみせて、後編に期待というところです。


ps
キラがノートに大きな文字で書くのがもったいなくな、と思っていたのですが、幾ら書いても無くならないのね。
貧乏性なんで気になっていたんです!

Theme : DEATH NOTE
Genre : 映画

ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ

2006-10-12 | 22:54

ミステリーマニアとは深い深い謎に餓えている人のことです。
彼等の願いは、優れたマジシャンに手を添えられて、謎の迷宮から一気に脱出するカタルシスを味わうこと。
この映画、謎の大風呂敷を広げるとこまでは良かったものの、脱出の手際は凡庸で、カタルシスのあるトリップは実現されませんでした。

話題は2大名優の競演。

[ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ]...Read more

Theme : WOWOW/スカパーで観た映画の感想
Genre : 映画

二重誘拐

2006-04-29 | 09:06

邦題の意図が少し外れている(伝わりにくい?)以外は結構渋い良い映画でした。

[二重誘拐]...Read more

Theme : wowow
Genre : 映画

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