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ハッカーの手口 岡嶋裕史@基礎的な事柄を平易に読める手頃な一冊

2014-11-27 | 20:46

JAVAに脆弱性だの、adobeが危ないだの、Opensslがheartbreedとか、大げさな名称で脅かされたと思ったらSSLv3.0はプードル・アタックだよ、なんてニュースが飛び込んでくるたびにいちいち神経を使わせられる昨今ですが、この本はネットセキュリティについて極めて平易に、読みやすくまとめてくれています。

第一章のハッキングは身近で泥臭いとこから、なんてのはさもありなんで、みんながみんなダルみたいなハッキング趣味でもないだろうし、草薙素子だって21世紀の世界にはまだいない。
とんでもない妄想を恐れるより、パスワードの使い回しとか、ショルダーハックに注意しましょう、というのは基本でしょうね。
「時間を制限」した上で「権威」と「前例」を使う、なんて指摘はネットに限らず詐欺の基本となるなあと実感しましたね。

テクニカルな事については第二章からが本番で、DNS偽装、WEP,分散反射型DOS攻撃、SQLインジェクションなどについて、ホントに基本的な事だけですが、その分軽く読みやすい仕上がりです。

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大嫌韓時代 桜井誠@過激本ではない、体系的に知識が整理された読みやすい1冊

2014-11-08 | 20:25

フジテレビ抗議デモには第一回目のお散歩から参加していたのに、最近はちょっと活動低下中のネトウヨ運動。
実は今年も8月15日には靖国に行くから、反天連のカウンターもやってやろうと待っていたんですが、もうなかなか来なくてね。
待ちくたびれて途中で抜けてしまったという根性のなさを露呈しており恥ずかしい限りです

で、そもそも私がネトウヨというか、右翼的心情になったのは、韓国云々というはるか以前に、日教組の教師たちに反感を抱きだしたのが最初で、その心持ちがまったく理解不能だった。
何故に彼らは自分の国を貶め、弱体化されることに熱心なのか?
自分の国なんだから擁護し強くあるべしと願うのが当たり前なんじゃないの?
でもその当時はあんまりそんなことでも言えなかったよね。

それでも時は確かに流れ、日本は変わってこういう本がAmazonベストセラー1位になるのは隔世の感、新たですが、過激な世評で名を成した在特会会長の本でも読んでみれば内容は冷静な筆致でとても勉強になりました。

実は私、ネットでそのつど細かい情報を得るだけで、そもそもネトウヨ的な知識は乏しいのだ。

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謎の独立国家ソマリランド 高野秀行@笑える上に深い示唆にも富んでいる

2013-12-30 | 22:29

この本の唯一の欠点は、「地上のラピュタ、ソマリランドに行こう」という著者の売り出し文句だったろう。

ラピュタはけっこうだが、ブラックホーク・ダウンやら最近では海賊による拉致監禁の身代金騒ぎやらで印象付けられているソマリアとは徹底的に合わない。
松坂牛と大トロのハンバーガーってあんまり食べたくないでしょう。
だから最初の原稿(この本の序盤部分)も、最高に面白かったのに売れなかったんじゃないかな。
しかし万事は塞翁が馬で、売れなかった結果、後続の取材が敢行され、この本は単なる究極の旅行記から、ワンランク、ステージを上げた一冊となった。
だから書店で見つくろった時は、その厚さに躊躇しないこと。
この長大な本に無駄な処はなく、多方面に考察される示唆は深く勉強にもなる。

あの人がまともに生きていかれるとは思えない(映画)ブラックホーク・ダウンのモガディシュの国に行った(最初に行ったのはそこじゃないけど、元同じ国、日本で言えば東京がモガディシュなら、ソマリランドは秋田辺りか)に行ったということだけでも、その意気や壮でしょう。
そんな処に行けるのか?
果たして行ってどうだったのかは読んでみてのお楽しみ。
著者に降りかかる多彩な災難に、ただ目を見張り、あきれ返っているウチに、最後は笑いだすことは請け合いだ。

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Theme : ノンフィクション
Genre : 本・雑誌

熱烈中華食堂 日高屋 神田正@世間の上を見つめ続けた本当の知恵

2013-12-05 | 21:16

小学校まで雪の中を歩くのに、長靴がなかったから下駄をはいていた。
日の丸弁当すら持てない日もあったので昼食は水だった、という村一番の貧乏人の子供として生まれ、小六からやっていたのはゴルフ場のキャディ。
中学を卒業すると同時に働き出すも30回の転職につぐ転職。
それが30を前にしてラーメン屋を始めて東証一部上場企業の創業者となった神田正さんの自伝です。
ちょっと考えられない人生ですよね。
今どきなら、天才的なプログラマーだったから創業出来た、とか有名大学に行ったけど、中退して創業した、なんて話だったらまだ分かりやすいんだけど、中卒で、ラーメン店で一部上場企業というストーリーには改めて驚かされる。

この本、上場企業創業者の半生ですから、波乱万丈なのは当然としても、読んでいて気持ちがイイのは、非常に真っ当な成功法が記されていること。
外食産業とは人である、ならばどうするか、とか、チェーン展開するのに、店舗の確保はどうするのか、とか、そもそも大きく受け入れられる事業計画はどうあるべきか、なんてことがとかみんな書いてある。
そしてそこに意外な解答、魔法のような答えがまったくないのが逆に凄い。
この世界には魔法はないのだけれど、突きつけられた現実にキチンと対応すれば成功の可能性はある?

神田さんが導きだして行く解答は、普段の心がけから事業における損切りの仕方まで、言われてみれば綺麗事、当たり前とも言える事なんだけど、実際、自分がその立場になったら出来ないよな。
これが出来る人ってのは本当の知恵のある人で、そうなるとつくづくと考えるのは、人の知恵ってどこに宿っているんだろうか?ということ。
人の知恵とは何処にありしや?
ま、その解答自身が、その人の知恵の水準なんだろうけどさ。

Theme : ラーメン
Genre : グルメ

今日から日雇い労働者になった 増田明利@現実感溢れる報告書

2013-11-08 | 22:01

読み出して2秒で、あ、この著者の本、以前にも読んだ、と気が付きました。
この手の本、普段なら買わないのに、なんで買ってしまったのだろう、と考えるに、コンビニで売っていたからだよね。
前の本もこの本も、深夜に行ったコンビニで、他のモノと一緒に半ば勢いで購入にいたったのだった。
大型書店に置いてあったら、他のたくさんの本に埋没してしまって、まず買わなかっただろう。
Amazonでも普段私が買う本とはカテゴリーが違う。
それを考えるに、本ってそれが何処に置かれているか、というのが非常に重要な要素だよね。売れ行きだけならほとんどそれで決まっていますのかも。

さて、本の内容は、著者の増田さんが実際に様々な日払い仕事をしながらネットカフェやら簡易旅館を泊まり歩く実体験レポートとなっています。
実際に仕事の面接に行き、雇われたら働いて、そのお金で食事と宿を求める。
ある種、ハードボイルドな制約を自らに貸して行われた取材行ですが、さらには本の内容を多彩にという目的からか、職場も泊まり先も頻繁に替えられ、その様々な現場の実態やら暮らす人々の様子が描かれます。

なにしろ実際に本人がやっているんだから、臨場感は抜群で、さらに容赦のない筆致がその索漠たる実状を際立たせる。
その辺は流石の読み応えで、なんだか自分が行った気になれるんだから大したモノ。

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Theme : ノンフィクション
Genre : 本・雑誌

銃・病原菌・鉄(下)ジャレト・ダイヤモンド@個別分析で裏付けられる大局観

2012-09-22 | 23:00

人類史の壮大な謎へ展開された推理に対し、下巻では個別の事象に関して、より詳細な分析が展開されます。
それは時に微に入り、細にうがち過ぎていて、一般読者の関心を超えてしまう処もあるのですが、何故、このような論理が展開されたのか、という疑問への裏付けにはなっています。
個人的には12章で展開された言語史学は非常に興味深く、なるほど、という卓見も多く、楽しく読了できました。

以下、この本からの個人的な備忘録@参考にしないでね、てへぺろ
1.技術は自己触媒化(一つの達成が次の進歩を生む)し、正のフィードバックを起こす
2.技術は必要に応じて発明されるのでなく、発明された後、用途が見出されることが多い
3.余剰食糧の過多が、複雑な社会を生み、文字の必要性が生じ、技術を発展させ、周辺を征服する国家となる。
同時に人口の稠密な大規模集団は、複雑な社会性を持たざる得ない。
4.初期セム語アルファベットがアラビア文字につながり、ペルシア帝国で正式なアラム語に繋がり、ヘブライ、インド、東南アジア語へ繋がる。
紀元前8世紀にフェニキア人を介してギリシャ語、エトルリア、ローマとなり、英語は欧州西北沿岸で生まれ、5-6世紀に英国を侵略したアングロサクソンによりもたらされた。
5. 環境は変化するものであり、輝かしい過去は輝かしい未来を約束するものではない

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Theme : 雑記
Genre : 学問・文化・芸術

婚活したらすごかった 石神賢介@これからの男性はsex skillも必須だってさ

2012-09-19 | 15:12

冒頭からSM趣味のある客室乗務員とホテルに行く話で始まるこの本は、いつかは出るだろうと思ったトンデモ婚活本の類だと思います。

で、その中の一節にちょっと引っかかるエピソードがあったので個人的に考える処を書いてみます。
それは3章男たちはあまりに消極的だった結婚相談所編、に出てくるクールビューティな33歳、フリーの通訳という女性の話で、結婚を申し込んできた男性が手も握ってこなかった云々という件。

著者も女性も、これほど魅力的な女性になんで日本の男は消極的なのか、という疑義が呈せられるのですが、実は婚活経験者の私にも同じような体験あります。
私のお相手も美しく、スタイル抜群で学歴職業文句なし、という方だったのですが、私は一切手を出さなかった。
プロポーズらしきことをつぶやいた後もそうだった。
なんでそんなことになったかというと、客観的には良い相手、と思っても、なんか違う感がぬぐえなかったのでした。
だからリスクは取らなかった。
でもすでに結婚遅れ気味の年だったし、散々婚活というか見合いですね。
重ねても決断できなかったので、この辺が適当なのかな、と思うしかなかったんですね。
結局、業を煮やした相手がキレ気味になったのを幸い、お話しはなかったことにしてもらいました。
指一本触れてないのに、「なんでもっと先に話をすすめないの」なんて言われる筋合いはないよ。
こんなのと一緒になったら大変なことだらけの人生、先が思いやれてたっての。

このエピソードもそういうことだったんじゃないの?

キヨミさんの希望である、「専門性のある仕事」って言っても、基本エリートの部類じゃなきゃ嫌なんでしょ。
普通の人間が他に秀いでるって大変なことですよね。
小学校から勉強勉強、中学受験で、大学受験で、専門性のある仕事についても成果を出すため仕事の上に勉強、勉強、必須ですよね。
あんまり暇はない。
その上で長身がイイと。
ある程度の教養も欲しいと(話題がパチンコと芸能人の噂話じゃね)

さらにこのキヨミさんによるとキスをしたり、いくつかのプロセルをへてお泊りをしてからじゃないと私は結婚する気持ちにはなりません、とくる。

専門性のある優れた仕事が出来て、長身で教養もあってセックスが巧くて独身の男なんて、私は映画でしか見たことがない。
ジェームズ・ボンドって名前のイギリス人で、色んな国の美人スパイと情事を重ねるついでに世界を救う男だった。

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Theme : 婚活
Genre : 恋愛

銃、病原菌、鉄(上)ジャレッド・ダイヤモンド@狂暴な農耕民、穏やかな狩猟民という反常識

2012-09-02 | 15:10

一目、面白そうだと思いながら、似たような本、何冊も読んだ気がして手が伸びず。
うかうかしているうちに朝日新聞がベタ褒めしだしたので、なおさら読む気が失せていたという本ですが、一読驚愕のオモシロさでした。
今までの類書とは出来が違います。

この本がまず解明に挑むのは、何故、今から13000年前、紀元前11000年に人類の躍進が始まったか、ということ。
それはエイリアンの訪問だったんですね!
壮大な人類の歴史は、すべて異星人の計画の一つであったという驚くべき事実が明らかにされるのですが・・・
というのは嘘で、というか、そういう嘘をつきたくなるほど、本書の解明の手際はお見事でよどみがない。
真面目な話、それは更新世の最終氷河期が終わったからなんですが、この発想が本書の肝の一つです。
要するに、環境が変わる→人の生活様式が変わる→生活様式が変わったことにより新たな環境に変わる→さらに生活様式が変わり、それが環境を変える
このスパイラル。

その発想で、何故、他の地域でなく、メソポタミヤの地で人類最初の文明が生まれたのか?ということにも明確な答えが用意されている。

[銃、病原菌、鉄(上)ジャレッド・ダイヤモンド@狂暴な農耕民、穏やかな狩猟民という反常識]...Read more

Theme : 本の紹介
Genre : 学問・文化・芸術

貧困の光景 曽野綾子@身体を張る人が語る貧困の現実

2012-07-04 | 16:06

JOMASという人道救済のNGOを作って、実際にアフリカなどで貧困救済活動をしている曽野綾子さんが、幾度も、場合によってはかなりの危険を賭して実地に行った貧困世界のレポートです。

私は一般の人よりは、世界の現実を知っているつもりでしたが、なんの。
曽野さんが報告してくる「現実」は、まさに凄まじい、の一言。
「人間は自分の人生で見たこともない状況を想像することは出来なくて当然@10p」
と慰めてはくれるのですが、なるほど、貧困の極限において、人はこうなるのだ、社会はかくなるのだ、ということがいくらか分かったような気になります。

日本で、私は慈善をしている、という人への強烈な指摘は、50pにあります。
栄養状態からも相当に不安のあるアフリカの少女へ、服を上げようと木箱を開けると、そこには女性用のスーツやパーティドレスが大量に詰め込まれている
「彼らは、自分の要らないモノを捨てる代わりに送り出したのだ。始末に困るものを救援物質にすれば、厄介払い出来た上に、人道的なことをした気分になれる」
曽野さんは、この現実に、聖書からイエスの言葉を引いてこう書きます
「人間が他人に与えるということは、自分の要らないものを思いつきで与える、という楽なことではなく、時に自分の命そのものをさえ与えなければならないこともある」

そして曽野さん、ご自分で危険を顧みずに行動する方らしく、安全で豊かな日本で格差社会を叫ぶ社民党党首やメディアにはかなりの苛立ちを感じるらしく、
「電気のない干ばつのアフリカ、砂漠の酷暑のアラビアで、ほんの短期間にせよ生きてみたらどうか。そして飢

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Theme : 本の紹介
Genre : 学問・文化・芸術

【PRIDE OF NETUYO】フジテレビデモに行ってみた! 古谷ツネヒラ@読みやすい内情レポート

2012-06-13 | 16:28

私も参加したフジテレビデモについて、その内情と背景を、デモ会場で登壇、演説をした古谷ツネヒラさんが書き記した1冊です。
アニメ絵の表紙ですが、内容は極めて真面目で情報は豊富。
それでいて堅過ぎることもなく、非常に読みやい1冊です。

読んでまず驚いたのは、浅田真央さんに対するフジテレビの極めて異常な悪意の実態ですね。
実はデモに行ってちょっと不思議に感じたのが、浅田真央さんの扱いに対する抗議の声。
私は地上波のテレビ、ホントにまったく見ないので、浅田真央さんが、こんなに酷い扱いをされていたのも知らなかったのです。
だから抗議のプラカードとかちょっと不思議だった。
ま、それほどテレビを見ないなら、文句言うこともないんじゃないの、という人もいますが、問題が違います。
大手新聞、キーテレビ局などマスメディアは、有料の衛星放送娯楽番組テレビ局とか、趣味の雑誌と同じレベルで語るわけにはいかない。

それは世論の形成に大きな影響力を持ち、国政を左右する力を持ち、同じ国土で同じ法の元に生きる以上、監視すること当然です。
むしろそれをするのが社会に対する大人の責任というものです。

本の最後にネトウヨという言葉について、色々取材がされていますが、私はネトウヨであることを誇りにしています。
ネトウヨは、偽善と綺麗事しか言えなかった戦後日本のマスメディアからの解放された者だと思っています。

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Theme : 本の紹介
Genre : 学問・文化・芸術

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