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未来に発見されたある童話@熱中症搬送1500人、11人死亡の夏の日に送る

2014-07-26 | 22:23

昔昔あるところに100人の村がありました。
その中で一番のお金持ちの家では夜になるとお札を燃やして灯りにしていました。
「なんでランプを使わないの?」
とお金持ちに聞くと一度倒れて油が漏れて火事になるかと思ったからさ、とお金持ちは答えました。
その家では、冬になると薪の代わりにお札を燃やしました。
「もったいないんじゃないの?」と聞かれると、お金持ちは、
「薪からは目に沁みる煙が出るし、火が強すぎて火事になるかもしれないから」、と答えました。
こんなにお金を燃やして大丈夫だろうか、とふと心配になる時もありましたが、お金持ちは随分前からたくさん稼いでいて、田畑も家畜もたくさん持っていましたから、そこからの収入もありますし、今も自分でたくさん働いて非常に高額な収入があるので、灯りや暖をとるのにお札を少々燃やしてもまったく心配ありませんでした。

でもそんな生活を続けるうちに、お金持ちも年を取ってきて、以前ほど働けなくなりました。
お札を燃やし続けるから、とうとう家計は赤字になったなあ、
お金持ちは少し心配になりましたが、貯めこんで積み上げた資産は沢山あるので、そこからの上がりで生活はまだ順調でした。
でももうそのお金持ちは、村一番ではなくなりました。

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暗い夜、星を数えて 彩瀬まる@新進作家の語る迫真の惨禍現場

2014-03-30 | 22:01

「三月十一日
仙台駅についたのは午後一時過ぎだった。」
という文章から始まるこの本は、すでに恐ろしい予感に満ちています。

なんと著者の彩瀬まるさんは旅行中、あの3.11の日に津波で全壊することになる常磐線新地駅に居合わせるという稀有な体験をしました。

東日本大震災は幾多の記録があり、我々も散々見たり、見せられたりで何時の間にか分かったような気になっているものですが、実際にその時、その現場にいて凄惨な津波に追われ、電力の喪失した校舎で夜を過ごすというのがどのようなことなのかは分かりません。
それが筆力のある作家が現地で体験し文章に起こして一冊の本になっているというのは、貴重なモノです。
この本にはニュース映像やら新聞報道では伝わってこない、実際にその場にいた、まだ先の見えない現場に留まらざる得なかった人の気持ちが書いてあります。
結局、著者は大丈夫だったんでしょう、というのはその時は分からなかった後の話。
第一章 川と星 は非常に緊迫したレポートです。

そして未だ、さほど離れていない「現場」にいる人々については、第二章すぐそこにある彼方の町と三章再会で後日談が語られます。

本のカバーは、著者が乗車してた電車のモノ。
扉の写真は著者のいた新地駅です。
現実に起きてなければ、未だ信じられない画像ですね。

彩瀬さんの小説は未読なんですが、この本での描写は真に迫っているだけでなく、時に非情な詩情すらあり、かなり力のある作家ではないかと思われます。
小説も読んでみようかな。

Theme : 読書メモ
Genre : 本・雑誌

原発再稼働なんて言う人はバカだが、言わなければならない人もいる

2014-02-07 | 21:59

金融マーケットが大荒れですが、ひそかにありがたいと思っているのは、リスクオフの流れで未だに円が買われること。
今回のエマージング不安は、FRBの大転換から流動性不安、経常赤字新興国の通貨防衛が問題視されているからなので、日本はむしろ信頼され過ぎているという評価であって、慶賀の至りでございます
すでに昨年は11兆円以上の貿易赤字で、経常収支ですらギリギリまで追い込まれているのにね。
でも円が暴落したら、発電用燃料も買えなくなるんで、有り難いです。

こんな時に原発再稼働は必要、などと発言するのは利口な人のすることではありません。
何故ならもし再稼働した後、また巨大な震災が起こって被害が出れば、全部再稼働論者の責任とされるし、無事のまま一日100億円!の燃料費が節約出来ても誰からも感謝はされない。
ダメなら責任。
上手く行った時の利益は見えないじゃ、反対と言っているのが正解ですね。

しかし新興国の成長鈍化懸念と言っても、世界的にエネルギー需要は増加の一途であり、円安からのJカーブ効果が出てなかったことから考えても、日本はすでにそうそう贅沢を言える状況にはない。
危ないエネルギーは使いたくない、というなら、相応の負担が生じるのは当然だ。
ただ単に家計の電気代が上がるということだけでなく、工場の海外移転、日本国内への投資機会の減少など、見え難い影響は大域にわたっているはずだ。

こんな時考えるのは立場の義務、ということ。
刃物を持った暴漢が暴れていたら立ち向かうのは警官。
火事になったら火に立ち向かうのは消防署。
マミさんが死んでしまった後、「あんなのに勝てっこない、もう逃げようよ」と言うほむらちゃんに対し、
「それでも私は魔法少女だから。みんなのこと守らなきゃいけないから」と言い切って敢然と飛び立っていったのは鹿目まどかちゃん。

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Theme : テレビ・マスコミ・報道の問題
Genre : ニュース

3.11から一年@日本が穏やかでありますように

2012-03-11 | 14:42

ちょうど1年前の今頃、あの恐ろしい揺れが襲ったのでした。
地震も雷もそれほど怖いと思わなった私ですが、あれ以来、地震の揺れには神経質になりました。

その日、仕事は早仕舞になり、私と妻は、異様な風が吹きわたるような国道をクルマに乗って、娘をピックアップに行ったのでした。
電気の消えた街中に、携帯電話の通じない暗い駅で、妻は娘を探しました。
恐ろしい津波は、いまだ悪い夢としか思えません。
それから原発の状況に神経を尖らせ、PCで情報を収集しては一喜一憂、外に出ればめっきり暗くなった日本の街に、はっきりと変わった、断層を生じてしまった日本を思い知らされました。
あれから我々は、なんとか生きています。
変わった事と言えば、常に緊急時対応を考えるようになったこと。
家庭内の貴重品はいつでも取り出せるようになっています。
日本は気候的にも住みやすく、良い国です。
でも地震は宿疴なのです。
ならば対応するしかない。

お亡くなりになった2万人余の方々のご冥福と、未だ避難所暮らしの34万人の方々の1日も早い平常復帰をお祈りします。
早く日本が明るくなりますようにと、今はそれだけを願っています。

Theme : 東北地方太平洋沖地震
Genre : ニュース

昔の雑誌を見て、やっぱり今の日本はちょっとヤバイんじゃないかなあと思う

2012-01-29 | 17:53

年末年始のブログで、整理整頓やってます、と書いてましたが、ずっと続けています。
どんどん進んでいて、いよいよ普段はあることすら忘れていた戸棚を開けたら大量の雑誌が出てきた。
捨てようと思って取り出し、なんとなくペラペラとめくっていたら、クルマの雑誌に、「4ドア・ハードトップはカッコばかりつけてて良くない」とか書いてある。
4ドア・ハードトップというのは、昔の日本車に良くあったボディ形式で、センター・ピラーの無いクルマのことです。
まあ、ちょっとカッコ付けたセダンだと思ってください。
自動車評論家の先生は、カッコより中身だ、と言いたいようですね。
確かに昔のクルマって、少しでも良く見せよう、お金持ちっぽく、高級車のように見えるようにしよう、というデザイン、多かったですよね。

ま、悪くいえば見栄をはっているわけですが、ある程度の見栄って、矜持ともつながりますよね。
少しでも上に行きたい、という願望がその奥にはあるわけです。
いわば坂の上の雲を目指している(笑
あまりにありのまま、実用以外、カッコ付けること何もなし、というのもどうかと思うんです。美意識の上でですね。

その雑誌が発刊されたのは1989年でした。
バブル頂点の時代ということですが、この年、初代セルシオと16年ぶりに復活したスカイラインGT-Rが発売されて世界を驚かせているんですね。翌年にはNSXが出てきます。

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Theme : 国産車・外国車
Genre : 車・バイク

飯館村~人間と放射能の記録~@ちょっと高倉健になりたくなるな

2011-07-24 | 00:37

ひっそりと地道に暮らしていただけなのに、突然襲ってきた放射能。
それだけでも大災害なのに、不誠実極まる対応をする政府、役人、東電に悲劇は増幅される。
安全への想像力も不足していたけど、事故後の対応の酷さには、ふつふつと怒りが湧いてきて、任侠映画の高倉健になりたくなるな。
ドスを1本、懐に入れての殴り込み。
そんな妄想が湧いてくる。

偉い連中は、なんとか誤魔化そう、なんとか逃げきろう、無かったことにしようって魂胆が見え見え。
本当に卑怯だ。

事故が起こったらさ。
せめてその後は、全力を尽くそうよ。
何でもかんでも100%迅速な保証は無理かも分からないけど、せめて情報だけは全部知らせろよ。
なんで隠すの。
情報出すコストは0だろうに。

まず隠す。
誤魔化そうと様子をみておいて、全力でシラバックレようとして、いよいよダメってなると開き直る。
被害者に敬意って持てないのかね。
田舎の人だから、有力者がいないから、怖い人がいないから、おざなりでイイんだ。

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Theme : 原発事故
Genre : ニュース

3.11後日本経済はこうなる!池田信夫,小黒一正,澤昭裕,村上憲郎,小幡績@正論が語られるも薄い密度

2011-07-08 | 19:56

池田先生、私のような匿名ブロガーはお嫌いのようですが、奥深き教養にすっかり愛読者となっております。
でもこの本はあんまりオモシロくなかった。
4人の識者相手に対談形式で今後の日本経済を語る、という内容の一冊ですが、池田信夫の本は、縦横に駆使される教養が楽しみなんで、対談形式で具体案を語るという本だと、その魅力が出にくかったのかもしれません。

ゲストのみなさんも非常に優秀な方々なんですが、池田先生自身が以前書いていたように、対談形式の本って、内容は薄い感じがします。
みな非常に正論なんですが、面白味がないんですよね。

さらに読んでいて虚しい気分になるのは、ここで語られるような事は、現実の政治ではまったく議論の対象にもならないんだろな、って思うこと。
そもそも日本はとっくに何をすべきは分かっている。
でもその実現は果てしなく遠い。
少し深く考えて、苦しくても実行しよう、という志よりポピュリズム。
それがテレビの生きる道、だもんね。

今の日本は放射能と電力不足と異常性格の首相が居座る、ほとんどSFの世界が現実となった国。
正論の提言が今ほど虚しい時代はないね。

Theme : 経済・社会
Genre : ニュース

勝つのはどっちだ?  猛暑vs全原発再開反対派 

2011-07-01 | 22:22

暑いですね。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
私は節電モードということで、クーラーの使用、極力控えていたんですが、夜中に起きてしまうので、止めることにしました(笑
寝てられないんじゃ、仕事も出来ません。
引退でもしているんなら、一夜、読書などを嗜むのも一興ですけど、昼間、働いているんなら夜は寝ないとモチマセン。

さてこういう現実に、全原発再開反対派の方はどうするんでしょう?
すべての原発再開反対というなら、エアコンは使わないのが道理ですよね。
だって足りないのは暑さをしのぐエアコン用の電力なんでしょ。
自分は使って、足りない電力の負担は他人に付け回すというのは、美しい絵柄ではない。
と、書いた処で思ったのは、嫌なモノだけど、必要という点で、原子力は軍事力にも似ていますね。
原発は再開させないけど、自分の部屋はエアコン付ける人って、「もしどこかが攻めてきたら、日本人は竹やりで対抗し、全員殺されてしまえば良い。ただし自分はアメリカに逃げる」、といった、某大学教授にして経済評論家、と同じ臭いに感じる。

私も原発は心配です。
つくづく嫌になった。

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Theme : 思うこと
Genre : 学問・文化・芸術

反原発運動で盛り上がる人々と批判する賢い人々@3.11で考える日本、第一回

2011-06-18 | 00:09

震災があり、発電所が壊れて、電気が足りなくなって、計画停電です、って発表された時は、心底まいったなあ、と思った。
家庭を抱え、オフィスを持つ身としては、仕事が出来ないのが一番困る。
ウチの職場は電気を使うからなあ・・・こういう時、電気を使わない仕事が羨ましいと考え、すぐにそんな仕事なんてないって気付いた。
株をやっていれば、大口電力消費量が景気の先行指標になることはみんな知っている。
現代では、電気の消費量=経済活動の活発さ、なのだ。
電気のない処には貧困しかないんだよ。

そういう現実も知らないのか、というのが反原発のデモの盛り上がりを批判する賢い人たちだ。
電気は夜、テレビを見たり、PCをやったりする時に使うものではなく、生産活動、経済活動そのもので、生きる糧を生みだす元なんです、ということで、彼らは自分で自分の首を絞めている、と言っている。
然りである。
その批判は正しい。
それでも、だ。
今回だけは、この正しい批判に素直にうなずくことが出来ない。
赤ちゃんとかお子さんのいる親の立場だったら、絶望に近い心情になるよねえ。
10年前だったら、私たち夫婦も絶望的になっていたのではないか?と思う。

ならオマエは原発反対なの?

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Theme : 思うこと
Genre : 学問・文化・芸術

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