ココログで同名のブログをやっていました。 ただいま少しづつ記事を移行中です。 素人学問のノート代わり、映画、読んだ本の覚え書きなどを書いていきたいと思います。
雨の日の日曜日は・・・
サンシャイン2057    「神」への暗喩に満ちた大人向けの映画!
2008-07-10-Thu  CATEGORY: SF映画
死にかけた太陽を救うため、核爆弾を打ち込みに行く宇宙飛行士の映画・・・という紹介を聞いたときは、その馬鹿馬鹿しさに子供向けのアドベンチャー映画かと思いましたが、実際はダニー・ボイル監督のメタファーに満ちた映像センスが光る大人向けの映画でした。

まず最初になぜこの設定が馬鹿馬鹿しいかというと、核爆弾は、確かに人のいるところで爆発させれば大変な惨禍を招く兵器ですが、これまで太陽の110分の1(人間の縮写なら、身長1.7センチのフィギュアです。自分の身長と1.7センチを比較してください)という地球の地上で地下で何千回という実験が行われてきたことからも分かるように、それがマンハッタン島の大きさだろうが、世界中の核物質を集めたものであろうが、太陽の中では蚊に刺されたというより蚤が這った程度の効果もないでしょう。
さらに表面を覆うコロナは100万度。爆発させる中心部は1500万度!
こんなのに耐えられるマテリアルなんてないでしょ。水素原子の核が融合してんですよ。
さらにお隣の国でも制作に苦労しているようですが、一応結構なレベルの制御技術がいるわけです。
そんな異常な高温に耐える精密機器がありますか?
そもそも太陽の中心部では、自身の重力により自発的な核融合反応が起こっているわけで、そこに同じ核つながりとはいえ爆弾破裂させたてどうする・・・
それにイカロスという名前も気に入らない。
イカロスなんて、跳びすぎて太陽の光りで墜落するものの象徴でしょう。
再び光りを、という思いを込めるならプロメテウスと呼ぶべき、なんてことも言いたくなる。細かいことのようですが、オタクはこういうことにこだわるの。

なんて思いながら見ていたのですが、いきなり宇宙船の展望室で遮光フィルターを3.1%に上げる。
ページトップへ  トラックバック0 コメント0
<< 2008/07 >>
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


余白 Copyright © 2005 雨の日の日曜日は・・・. all rights reserved.