ココログで同名のブログをやっていました。 ただいま少しづつ記事を移行中です。 素人学問のノート代わり、映画、読んだ本の覚え書きなどを書いていきたいと思います。
雨の日の日曜日は・・・
ハードキャンディ
2008-07-22-Tue  CATEGORY: スリラー映画
梅雨も明けました。
まさしく夏です。
ならばホラーの季節ですが、最近禄なホラーがない、とお嘆きの貴兄に、見逃されているならコレはオススメの1品です。

出会い系サイトで知り合った女は、まだあどけなさも残る14才!(綾波レイと同じ年だ)
フォトグラファーの男は、写真を撮る前の景気付けに、少女と一緒にスクリュードライバー(女の子殺しの定番ですね)をあおったところ、ぶっ倒れたのは自分の方!

たった二人の密室劇、そして始まる悪夢の時間・・・!

この映画の巧いところは、やたらに魅力的なサイコ少女をエレン・ペイジが演じ、そのショートカットの彼女が、小柄で胸も薄く腕力もなさげなとこ。
それに対して囚われた男はパトリック・ウィルソンで、コッチは縛めさえ取れてしまえば、彼女なんて一殴りで殺せそうなとこ。
その緊迫感が、観客を画面に引き込んで離しません。

そして物語が進むにつれ明らかになって行くのが、どうやら男の方が少女姦嗜好者で少女殺しも常習の犯人らしい、ということ。
最初、サイコに見えたエレン・ペイジは、正義の味方の復讐者なのか? という展開になると、彼女の魅力もあり観客は気が気じゃない。

逃げられては捉えられ、そして男なら身の毛もよだつ復讐が始まる・・・
もうこの辺りで私は夢中でしたが、何かは秘密です。

でも題名のハードキャンディは「赤ずきん」がモチーフ(確かに赤いフード被ってます)だとか、日本の女子高生のオヤジ狩がネタモトだとかとあるけれど、私は、少女=甘いキャンディ・・・でも舐めてかかると、中には異常にハードなモノもあり怪我するよ、という暗喩にも取れました。
そして男のキャンディの不安もね。(コレは見れば分かります)刺激してくれます。

二転、三転するラスト!
幕切れの一言は、見事な切れ味でした。

ps
貶されてるレビューも見かけますが、シッチェス・カタロニア国際映画祭グランプリ受賞作です。
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