2008-10-14 | 22:46
この人の作風は独特で、この本も一般のカテゴライズならホラーなんでしょうが、なんとなくホラーというより「怖いお話」という感じ。
そこはかとなく漂う和の風味がそう感じさせてしまうのですが、この短編集も冒頭から読み出すと、そんな感じです。
でも現代娯楽小説としてなら水準かな・・・と、あまり萌えずに読み進むと「白い顔」で驚かされます。
非常に大きな陥穽が仕掛けてあり、これは傑作認定してイイ出来でしょう。
それで元気が出てまた読み進めると再び失速の気配が漂いだすのですが、軽い味わいの「回来」が好みです。
この作品は筒井康隆の某傑作を思い出させますね。
その某傑作の題名を書いてしまうとネタを割るので書きませんが。
そこで「樹の海」も良かったなあ、と思いだし、若竹さんは、軽妙な味わいの作品が楽しい人かもしれないな、と結論を出しかけながら、最後の表題作「バベル島」になるんですが、オチが非常に良かったです。
ブリューゲルのバベルの塔のイメージが鮮烈に沸く方なら、感慨もひとしおではないでしょうか?
そこはかとなく漂う和の風味がそう感じさせてしまうのですが、この短編集も冒頭から読み出すと、そんな感じです。
でも現代娯楽小説としてなら水準かな・・・と、あまり萌えずに読み進むと「白い顔」で驚かされます。
非常に大きな陥穽が仕掛けてあり、これは傑作認定してイイ出来でしょう。
それで元気が出てまた読み進めると再び失速の気配が漂いだすのですが、軽い味わいの「回来」が好みです。
この作品は筒井康隆の某傑作を思い出させますね。
その某傑作の題名を書いてしまうとネタを割るので書きませんが。
そこで「樹の海」も良かったなあ、と思いだし、若竹さんは、軽妙な味わいの作品が楽しい人かもしれないな、と結論を出しかけながら、最後の表題作「バベル島」になるんですが、オチが非常に良かったです。
ブリューゲルのバベルの塔のイメージが鮮烈に沸く方なら、感慨もひとしおではないでしょうか?
Theme : 推理小説・ミステリー
Genre : 本・雑誌



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