2009-01-03 | 12:18
一つの町を舞台に、時代を変え、主人公が変えられては語られる連作短編集ですが、そのすべてが極めて高い水準をクリアしているという驚くべき1冊です。
これは紛れもない傑作でしょう。
「夜市」「風の古い道」「雷の季節の終わりに」と続いた恒川ワールド!
帯の宣伝文句に偽りなしで、驚くべき進化を遂げています。
「秋の牢獄」が抜けているって?
スミマセン、出ているの知らなかったんで、アワテテ買いましたがまだ読んでいません。
出版社のみなさん、書評欄担当のみなさん、恒川光太郎の本、もっと宣伝してください。
実際、普段は仕事が忙しいんです・・・本は好きですが、日常的に追い立てられる用事もイッパイあるんで見逃すこともあるんですね。
さて小説を読む、ということは異界に入ることです。
そしてそんな異界を作らせたら今の日本で、というより世界中を見渡しても、この沖縄に在住なさっている一人の作家に勝る人はいないでしょう。
端正な文章が織り上げる郷愁溢れる世界は他に類を見ないものです。
子供の頃に見た夕暮れを思わせる情景が描写されると、すでに亡くし、二度と手に取ることが適わぬと思っていた異界がそこに現出しています。
これは紛れもない傑作でしょう。
「夜市」「風の古い道」「雷の季節の終わりに」と続いた恒川ワールド!
帯の宣伝文句に偽りなしで、驚くべき進化を遂げています。
「秋の牢獄」が抜けているって?
スミマセン、出ているの知らなかったんで、アワテテ買いましたがまだ読んでいません。
出版社のみなさん、書評欄担当のみなさん、恒川光太郎の本、もっと宣伝してください。
実際、普段は仕事が忙しいんです・・・本は好きですが、日常的に追い立てられる用事もイッパイあるんで見逃すこともあるんですね。
さて小説を読む、ということは異界に入ることです。
そしてそんな異界を作らせたら今の日本で、というより世界中を見渡しても、この沖縄に在住なさっている一人の作家に勝る人はいないでしょう。
端正な文章が織り上げる郷愁溢れる世界は他に類を見ないものです。
子供の頃に見た夕暮れを思わせる情景が描写されると、すでに亡くし、二度と手に取ることが適わぬと思っていた異界がそこに現出しています。
「けものはら」は、より完成度を増したいわゆる恒川ワールドです。
「屋根猩猩」は主人公の女の子がともかく楽しいキャラクターです。
特に70p!
笑ったわ!こんなユーモア炸裂、書けるんですね。
今後、この方面にはより期待です。
「くさのゆめがたり」のヒーロー、カッコ良かった!
幻想譚として語られた時代物としては白眉でしょう。
「天化の宿」どもとも知れぬ田舎の家で聞く、しのつく雨の音・・・なんでこの人は私の夢をこれほど良く知り文章として書き記せるのか、という不思議。
「朝の朧町」トロッコで行った先末と、遠くで鳴る春祭りの太鼓の音・・・日本にレイ・ブラッドベリが誕生しました。
「屋根猩猩」は主人公の女の子がともかく楽しいキャラクターです。
特に70p!
笑ったわ!こんなユーモア炸裂、書けるんですね。
今後、この方面にはより期待です。
「くさのゆめがたり」のヒーロー、カッコ良かった!
幻想譚として語られた時代物としては白眉でしょう。
「天化の宿」どもとも知れぬ田舎の家で聞く、しのつく雨の音・・・なんでこの人は私の夢をこれほど良く知り文章として書き記せるのか、という不思議。
「朝の朧町」トロッコで行った先末と、遠くで鳴る春祭りの太鼓の音・・・日本にレイ・ブラッドベリが誕生しました。



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