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【日本男児の!】転校生―さよならあなたー【乙女心!】

2009-01-10 | 22:23

傑作として名高い「転校生」を大林監督自らがリメイクした作品です。
私は前作の「転校生」、世評ほど気に入っていたわけではないので、リメイクと言われても期待できずに微妙な感情で見始めましたが、大林監督、すっかり評価も確立した今、存分に腕を振るい、主演の蓮佛美紗子の抜擢も成功!
乙女心満載の映画に仕上がっていました。

時にトリッキーな映像を作り上げる監督ですが、今回は繊細な叙情的な美しさを追求した正統派路線です。
その映像につくリリカルな音楽も効果的です。
何より主演の蓮佛美紗子が絶品で、彼女が少女期独特の無垢な美しさを持ったまま、少年を演じるというシーンでは、両性具有的な魔術的魅力が発散されます。
傾斜したアングルから切り取られる冬枯れの景色や、旅芸人との別れのシーンなど夢のよう。

「お前のためなら死ねる、というのはお前のためなら生きられるってことだよね」
というセリフがありましたが、これは難病に悩み早世した正岡子規の
「悟りとは如何なる時でも平気で死ねることだと思っていたが、如何なるときでも平然と生きることであった」を思わせました。
けだし名セリフでしたね。
こういう一言が映画に深みを与えます。

ps
それにしても大林監督、お顔は髭だらけですが、内面は「乙女」だよね。
乙女心ってオタクと通じるとこありますか?

他国の映画、小説にはあまり感じないんですが、日本の男性って乙女係数高いでしょうか?
それは日本人が古来から連綿と持ち続ける「もののあわれ」に通じると美意識と思うのですが、如何?

そう、日本の男は世界にもまれな「乙女」だったんだよ。
それはある種マスコミが喧伝する日本男性惰弱論とか、逞しさに欠けるなんてことではない!
証拠なら今の日本の偉大なる文化と産業を見れば明らかですね。
日本男性は、繊細な美を解すると同時に知性と想像力の両方を兼ね備えた、世界でも稀有な存在なんですね。
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Theme : 日本映画
Genre : 映画

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