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28週後...@クールな映像美が光るホラー。今後のマイルストーンとなるか?

2009-04-01 | 14:44

闇の中で始まる物語は、最後の晩餐を思わせるシーンを経て、かん高い子供の声が「猿の手」を彷彿とさせるカットを境に目も眩むばかりの白光が輝きます。
光がそれまでの闇をことさらに際立たせると、「闇」が絶望的な状況の強力な暗喩となっているのが明らかにされます。
冒頭から製作者の力量がうかがえる、非常に印象的なシークエンスです。

この映画は「28日後...」の続編として作られています。
ゾンビ・ウイルスが蔓延した後、ゾンビたちは餓死して滅亡。
その後、人の死に絶えたロンドンには米軍が駐留して復興計画が開始されます。

映像には本当に雰囲気があり、ほとんど無人のロンドンが、終始クリアさを失わない画面で撮られて、その清潔な詩情は忘れがたい印象を残します。
出演者の力量も高く、荒唐無稽な話にリアリティを与えています。

ストーリーの展開も見事です。
私はいつも、この展開ならば次はこうだろう、と先読みしながら観るのですが、あの出会いは予想を超えていました。
そんな驚きの切っ掛けからも、映画は慌てず騒がずよどみなくテンポ良く進み、振り返れば空港での伏線の張り方もバッチリ。
私だけが気づいた、と思った小さなリアリティが、実は万人に分るように明らかにされる過程は、製作者への信頼に繋がり、これならストーリーも破綻しないだろうという安心感がありました。

クールで都会的な洗練を失わないカメラワークは特筆すべきもので、空に舞い上がり鳥瞰しては舞い降りる動きは夢を見ているかのようです。

この映画を境に、今後、ホラー映画には清潔感のある映像、というパターンが出来るかもしれません。
それは新たな潮流の可能性を示すものとなるでしょう。
恐怖は詩情と相性の良い感覚だと思います。


ps
今度は「28ヶ月後」でしょうか?
それから「28年後」かな?
この調子だと、「28ヶ月後」はああなって、「28年後」は、そうなるかな・・・
私の凡庸な予想を覆すシリーズの発展を望みたいと思います。

ps
28は因数分解すると、2×2×7・・・特に衒学的な意味はないですよね・・・
28に拘るのは、月齢からだったけ?
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Theme : ホラー
Genre : 映画

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