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モーテル@ホラー・マニアのツボを突いている佳品、オススメ!

2009-04-07 | 21:59

聞いたことのない製作者でしたし、地味な話に思えたのでどうかな?と思ったのですが、私の人生信条の一つに、「未見のホラー映画は必ず録画する」ということがあるので(←何のコッチャ)、録っておき日曜の夜に鑑賞しました。

映画はニューシネマっぽい、なんとなく懐かしさを感じさせるオープニングロールから始まり、すぐ夜の闇の中を疾走するクルマのテールライトのシーンになります。周囲は無人のよう。それを裏付けるように映画はすぐ俯瞰されたショットに変わると、クルマは山間の道を一台だけで走っているのが明らかにされます。
ライトに浮き上がるドライバーの気だるげな顔。
隣りには眠っている女性・・・ホラー映画のマニアなら、思わずブラボーと呟かずにはいられない、この定番感! 
やっぱホラーってこうだよね。
ホラー・オタクの心情を理解した素晴らしい導入部だ、後はどんな話しにしてくれるか、ということでしたが、オモシロかったです。

まず怖がらせ方が巧い!
ポイントの一つが音で攻めて来る処で、それがツボです。
怖い物の正体は、なるべく見せない、長く引っ張るのがコツなんですね。
その間観客の想像力は刺激され恐怖は増大します。

そして怖い内容が理解されるとまた怖い。
スナッフ・ビデオネタなんですが、ここにたどり着き、それが理解されるまでの、いわゆる「注文の多い料理店」への繋ぎ方が非常にスムーズです。
CGもなければ、特に捻りもないストレートな進行なんですが、ともかくこの映画、一見簡単でも実際は難しい難所を非常にスムーズに、緊迫感を伴って捌いています。
だから観ている間中怖い。
かなりホラーは見慣れている私ですが、リアリティがあり怖かったです。

それから主人公がバカでないとこもイイ。
ホラー映画を壊す要因の一つが、バカな被害者です。
なんでこうなっているのに、こう動くかな、と観客に思わせたらダメですが、この映画の二人は健闘しています。
だから主人公の気持ちと一緒になれて恐怖を感じられるわけです。

非常に楽しい時間が過ごせて満足しました。
ホラー映画の新旧要素を巧く融合した中々の佳品だと思います。

いやー、ホラー映画ってホントウにイイですね。
アメリカの生んだ最高の娯楽の一つです。

ps
夜の闇という我々が何百万年も恐れていた時間と空間。
本来なら放逐すべき物なのに、クルマという文明の利器が、より深い闇の中に走りこませるのだから皮肉です。
でもそんなアイロニーを描くから映画なんですね。

ps
ニューシネマっぽいのは「悪魔のいけにえ」路線だったからでしょう。
オマージュを意識したものだと思います。
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Theme : ホラー
Genre : 映画

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