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中国の植物学者の娘たち  @中国人はヤバイ

2009-04-08 | 21:06

湖の中の小さな孤島に住む植物学者と孤独な娘の元に、研修生として一人の女性がやってきます。
二人の娘たちは、はからずも愛し合うのですが、その残酷な結末は・・・という話。
なかなかの悲恋物語だと思いました。

禁断の愛を耽美的な色調で撮った作品ですが、艶めくエロスと透明感溢れる叙情的な風景など、長く心に残る美しさは本物です。

特に植物学者の娘の方、リー・シャオランの艶かしい所作、表情は絶品で、惹き込まれます。
華奢な手足をたゆたゆように動かし、長い指が透明な水面を探るように滑る時の魅惑は抜群。

音楽を担当したエリック・レヴィも素晴らしい仕事振り。
オーケストラと中国楽器で奏でられる旋律は美しく、様様な植物が生い茂る庭園は、豊かな生命と、命の持つ制御不能な快楽と欲望を暗喩します。
赤い堤燈が映える小さな橋は、危うい愛を繋ぐ禁断の希望の象徴のよう。
ラスト、過酷な運命を受け入れて、なお後悔のないような二人の姿は、エロスと限りなく融合したタナトスの毒を飲み干した人間が行き着く彼岸なのか。

政治的な色合いでは日本を敵視する中国を好きにはなれませんが、私はアートや文学、映画、スポーツ、音楽などで美しい物を造る人のことは文句なく好きになるので、この調子で作られるとヤバイですね。
特に中国人女優は好みかも・・・妖しいよね。限りなく。
薄皮一枚下に死を秘めるようなエロティシズムは、古代から傾国の美女伝説のある国ならではなんでしょう。
こういう女優像って、他国には中々ないものだと思うのだけれど、如何?

すべてを投げ打って、危険な、つかの間のエロスに殺到する生き様は、ちょっとイタリアの美学に通低しています?
洋の東西を見渡すと、どこかカラヴァッジオの絵画とか、全開で飛ばす時のフェラーリを思わせるんだよね。

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