スポンサーサイト

-------- | --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

寅さんは何を愛したのか?@二次元キャラは家庭生活の夢をみるか? 二回目

2009-07-10 | 21:25

最も日本人に愛された映画、「男はつらいよ」
主人公の寅さんは、多くの恋をしますがいずれも実りません。
中には女性に思われることもありますが、逃げ出します
では寅さんにとって幾多の恋はまったく無駄なものだったのでしょうか?

最近流行りの実績主義だったら無駄だったということになるんでしょうが、寅さんは恋をしている間、非常に幸せそうでした。
もし寅さんに恋なかりせんば、とても寂しい人生だったと思います。
寅さんは実態としての恋でなく、ロマン、感性と想像の世界に喜びを見出していたのです。

話が飛ぶようですが、近代になり最も大きな社会変化の一つに女性の社会進出があります。
女性たちは牛や馬より少しマシな地位から(あるいはバルコニーで語らう姫君から)現実の世界へやって来ました。

お伽噺の王子様が恋する姫君は、大切にされる一方で厳しい現実から隔離された存在でしたが、今の女性たちは男性と伍して現実と戦っています。
それはそれで素晴らしいことです。
でもあまりに身近になりすぎて神秘性は失った。

何も女性の社会進出が悪いことだと言っているのではないですよ。
私はしっかりと勉強し働く女性が好きです。
ホントです。上記、大事な事なので二度読んでください。

女性の地位向上は素晴らしい文句のつけようのない、人類が明日を切り開く上で絶対になくてはならない変化ですが、どんな良いことにも裏側はあるのです。
女性が対等の「現実の世界」に入って来たことにより男性は夢を持ちがたくなった。
特に日本ではバブル期頃からいささか女性優遇のきらいが行き過ぎた。
我ままになり過ぎた一部の女性たちに、男性が幾ばくかの失望を味わったのは確かです。

でも恋をしたいという願望は残った。
寅さんと同じ肉欲を伴わない純潔な恋です。(肉欲はAVで使います。肉欲と恋は別物です)
純粋な汚れなき者を愛でたいと思う気持ちです。
そんな男性たちのうちの誰かが最初に思ったのです。
木之本さくらは可愛いな、と。
それがたまたまインターネットの時代と重なり、そう思っているのは自分だけではないと分かった。

かつてキプロスの王、ピュグマリオンは傑出した出来の彫刻像に恋をしました。
その時代では鑑賞に耐える偶像は王にしか手に入らなかった。
それが工業化された世界では誰にでも手に出来るようになった。
彼女たちは音声をともないストーリーの中で動く。
優れた著者により考え抜かれた抜群のストーリーです。
恋をする時、その半分はキャラクターに付随するストーリーにするものです。
リアル世界での有名人がモテルのは、そのストーリーがあるからです。

私は現代の二次元萌えは、想像力の余地が乏しくなった現実の世界に対するエネルギーの放出だと思う。

おそらく二次元萌えの人の感性は鋭敏で豊かです。
でなければただの絵に惹かれることはないでしょう。

だからどうか女性たちのみなさん。
ヲタクをキモイと言わないように(笑
彼らは想像上の姫君に恋する現代の騎士なのです(←イヤ、ホントだから)
スポンサーサイト

Theme : ヲタク人日記
Genre : アニメ・コミック

Comment

Post a comment

Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。