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神様のパズル@物理学の面白さを引き出す演出と脚本&エネルギッシュな主人公の魅力

2009-10-24 | 20:24

落ちこぼれロッカーと物理学の天才少女の恋、と聞いた時からすでに手垢がついている感じでまったく期待しないで観始めたのですが、オモシロかったです。

テーマは宇宙の生成について。
内容自体は素人物理学のマニアならすでにどっかの本で読み親しんだことですが、その内容の伝え方が良く出来ています。
ひも理論でギャクに行ったかと思うと、真面目にグラフィックを使ってインフレーションの説明もある。
それがちょっとでも長くなってダレかけるとすかさずブッチャケる。
それで落として笑わせといて、安心していると、深い真理を覗かせる言葉が混じる。
緩急の使い方が自在で観客を見事に乗せていきます。

特筆すべきは主演の市原隼人で、ともかくバカで元気がイイ。
セリフを喋らせた時の勢いにリズムがあり、伝わってくるエネルギーが半端じゃない。
細かい言葉尻を捉えてくる相手に、「ウルセー、俺的には・・・」と怒鳴るとこなんかも説得力があるから共感出来るんだよね。
身体も鍛えられていてキレのある動きは目を引きます。
原作にはなかった双子の弟も、下手な脚本だと消えてしまうような設定だと思うのですが、インドに行かせて巧いこと言わせます。
背景になった映像もセリフも良かったんじゃないかな。
こう言うだろう、という期待をさらってかわす農家の人の言葉も良かった。
そう、コッチが現実ということですよね
僅かな箇所でもありきたりの罠に陥ってません。

音楽もベートーヴェンのシンフォニーの比喩が巧み。
五番の第一楽章が使われるのですが、なるほどなあという感じでした。
六番の使われ方も良かったですね。
そういえばベートーヴェンって聴き方によれば宇宙的だよね、なんてことも思います。

無から生まれる原理とは、そもそも何なのか?
台風も銀河も素粒子もDNA鎖も、何ゆえに螺旋を描くのか?
インド、0を最初に発見し、人生は苦だと喝破した国。
コスモスとカオスの対生成、右の目で学問を左の目では芸術を・・・
印象に残るセリフが沢山あって心に残る映画になりました。
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Theme : WOWOW/スカパーで観た映画の感想
Genre : 映画

Comment

Re: 見てみたくなりました(笑)

> オモシロそうな映画ですね~。(^ァ^)
案外な拾いモノだったんですよ!

> 以前やってたNHKの教育番組で宇宙論の特集とか、よくコーフンしながら見てたんですが。(笑)
> こんな私でも楽しめるでしょうか。(^^ゞ
全然、OKですよ。
私も本ばかり読んでますが、なーに読むそばから忘れてしまうので、ふんふんと肯きながら見ていました。

> ロッカーが主人公で、でもベートーヴェンが使われるってのも興味シンシンです。
具体的な説明に楽譜を使っているんですね。
もとよしさんは実際に演奏をなさるので、なおさら実感があるかもしれません。
巧いこと言うなあ、と感心しました。

  • 2009-10-25 | 23:18 |
  • 晴薫 URL :
  • edit
見てみたくなりました(笑)

オモシロそうな映画ですね~。(^ァ^)
以前やってたNHKの教育番組で宇宙論の特集とか、よくコーフンしながら見てたんですが。(笑)
こんな私でも楽しめるでしょうか。(^^ゞ
ロッカーが主人公で、でもベートーヴェンが使われるってのも興味シンシンです。

  • 2009-10-25 | 22:38 |
  • もとよし URL :
  • edit

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