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バッド・モンキーズ マット・ラフ@私にとってのミステリーの衰退

2009-12-24 | 21:18

海外編で「このミス4位」、「文春10位」を獲得した作品です。

内容は殺人の罪で逮捕された女性の語る話。
彼女が言うには自分は「バッド・モンキーズ」という組織の一員で、世界にはびこる悪を殲滅するのが仕事と言う・・・果たしてそれは狂気の中での妄想なのか、驚くべき真相があるのか、という処が読み所になるわけです。

小説にも地道にリアリティを追求した物から、夢物語まで色々あるわけですが、これはいわゆる大風呂敷小説です。
とんでもない設定、展開を繰り出して読者を煙に巻き、話を飛躍させて楽しませるのですが、肝心なのは最後の着地。
無茶な話をどうまとめるか?が知恵の出しどころで、その結果如何によって評価が定まります。
巧くやられたと爽快感があれば著者の勝ちですし、なんだこりゃ、になれば負け。

著者のマット・ラフはアメリカでは有名なカルト作家だそうで、期待を大いに膨らませて手に取りましたがダメでした。

冒頭から序盤に掛けては現実にはあり得ない設定が次々に繰り出され、その場面場面に笑い何処あり、驚きありで、これはオモシロイと思ったのですが、途中から失速。
失速の理由は、マンネリズムです。
話自体は進むのですが、設定の同じようなモノが続きすぎる。
もう分かったから、と飽きてしまいました。
それでもラストはスゴイのかとなんとか最後まで読んだのですが・・・
うーーーーん、最近、ミステリーが面白くない・・・どうしたんだろう?(謎
いわゆる文学を読んでいる時の方がワクワクするんだよな・・・かつてはなかったなあ、そんなことは。
ミステリー自体が停滞しているのか、私のミステリー感性が鈍っているのか?
世界の為には私の感性が鈍っていただけ、って方であって欲しいですけどね。
という訳で年末読書のオススメは

本書でなくコッチにしておきます。
カポーティはツマラナイと思っている方。
村上訳は詩情豊かですよ。


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Theme : ミステリ
Genre : 小説・文学

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