スポンサーサイト

-------- | --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【ありがちネタでも】 ヘブンズ・ドア 【洒落た1品】

2010-03-06 | 21:15

不治の病におかされた男女が海を見に行く逃亡劇・・・
そもそもリメイク作品なんですが、ありがちネタでもありがち過ぎる、という設定ですが、映画は冒頭から長瀬君が好演して惹き込まれます。

長身の体躯を気だるげに動かして働いているとすぐにリストラされ、健康診断を受けに行くと余命1週間と告げられる。
この辺でこの映画は、ありがち設定だとバカに出来ないと感じさせられます。

テンポが速くても無理がなく、余命1週間という思い切った短さも、緊張感を生んでます。
実際、後のストーリーを進行させる大きな動機にもなっています。

即入院ですぐに出会うのがパートナーになる福田麻由子ちゃん。
福田さんは巧いよね。
絶対にエラーしない堅実な内野手って感じ。
この人の処へなら100万回ボールが飛んでも安心して観ていられる。

二人が仲良くなり病院を抜け出すまでのセリフも良く練れていて、脚本の大森美香さん、見事なお仕事です。
カメラも良くて、夜の病院の玄関には、ある偶然からマセラティ・スパイダーが停まっているんですが、それがまた綺麗に撮れている。
このモデルのマセラティ・スパイダーは優雅で美しいんです。
フェラーリやランボルギーニみたいな狂騒性はなくても、静かなしっとりとした佇まいは抜群で、夜のライトに、昼のハイウェイのひたすら映えます。

でもそんなマセラティは怖い人がオーナーで、車内にはオッカナイブツが二つほど置いてあり、二人は警察とオッカナイ組織の両方から追われつつ、海を目指すという話になります。

その話が二転三転四転五転。
最初は二人を乗せたマセラティがひたすらカッコイイんで、このまま行くのかな、と思えばこそ。
あれあり、これありそれありどれあり・・・まあよくこれだけのエピソードを積み重ねてまとめ上げたな、と感心させられます。
監督誰だろう、と思ったらマイケル・アリアスさんでした。
どうりでハリウッド流の鮮やかな手際だと思ったよ。

テクニカルな構成の妙を堪能出切るのですが、エピソードの中身も味わい深いです。ホテルのスィートルームのシーンとかね。

オッカナイ組織の人は、怖さを見せるだけで中々出てこないので、別線の進行になるのかな、と思ったら、キーポイントで登場。
そしてあの顛末・・・工夫だと思いました。

長瀬君と福田さんの役割がじょじょに変わっていったりするのも無理がなく感動的。
最後の方の福田さんのセリフはお見事です。

主演の二人はモチロン、脇の三浦友和さんも味を出していました。
役者良し、脚本良し、カメラ良し、監督良し。
暇な一日のお供に、充分オススメ出切る作品です。
スポンサーサイト

Theme : 拾いモンの映画
Genre : 映画

Comment

Post a comment

Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。