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実験室kr-13@丁寧な脚本、持続する緊張感、好きなタイプのホラー映画です

2010-09-02 | 21:05

映画のジャンルで一番好きなのがホラー映画。
怖い話っては、フィクションの王道だと思うよ。
ただ私の美意識は繊細で品格を重んじるので、もう特殊メイクで作ったゾンビが噛み付いてきて、スプラッターってのは辟易。
ゾンビが偉大だったのは、ロメロの初期作を含む数本だけだ。
要するにグロテスクな映像が観たいわけじゃなく、怖い話を観たいんです。

真っ白な壁の無表情な実験室が舞台となるこの映画は、傑作「キューブ」の血筋を引く1品と思いましたが、まず恐怖対象の人数を4人に絞ったのが玄人。

大人数を派手に殺すより、人数が少ない分、一人一人の死が重くなってます。
伏線の張り方も丁寧で、執拗に念押しされるアメリカ市民という条件、さっとしか見せない写真の意味の場所が明らかにされる終盤にスリルは盛り上がります。

全編に流される無機的な音楽もサスペンスを盛り上げ、カットの切り方も進行のさせかたも無駄なく上手。
恐怖対象が4人だと思ったら+1人になる過程も良かったですね。

さらに序盤は不条理モノと思わせておいて、なんの。
「敵に対向するためだ。限度などない」
というセリフに圧倒的なリアリティを持って感じられるようになる終盤の捻りはお見事。

ビターな味付けを貫いて、ヒューマン方向にぶらさなかったのも良かったです。
観たいのは道徳じゃなく、恐怖なんだからさ。
この方針は徹底させないと。

ラストも余韻たっぷりで切れ味良かったと思います。
ホラーは好きでも血しぶきモノは苦手という方に特にオススメ

映画に出てくる登場人物同様、私のように予備知識なしで観る事をオススメします。
このブログの記事だけなら大丈夫です。
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