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「ジャパン」はなぜ負けるのか@S・クーパー&シマンスキー/サッカーを語る本物の知性

2010-09-26 | 14:31

ありがちな日本サッカー、ダメダメ論に思えたので手を出さなかったのですが、ナンバーで、サイモン・クーパーの一文を読んで、この著者は買いだ!と目星をつけたら大当たり!期待以上の1冊でした。


サッカーを語る上での教養がともかく深いです。
世界史的、文明論的、な教養はモチロン、
「数学は驚くほど多くのことを教えてくれる。秩序のない世界を秩序立てて見せてくれる」(数式はないので数学という単語にアレルギーを持たないで!)
という言葉通り。
なんとなくこうかなー、と薄々感じていたことを、統計学をベースに実に説得力溢れる裏づけから切り取ってくれる。
それでいて過剰な理屈っぽさ、俺って頭イイだろう、的な嫌味さは皆無で、ユーモもある。
予言の力も凄い。12章「イングランドもなぜ負けるのか」なんて、タイムマシーンにでも乗ってきた、というほど、今回の南アWカップのイングランドの軌跡がすでに書いてある・・・・!

結局、著者が書く上で最も大切にしているという
「思い込みや昔からの常識に捉われない視点」から「知的な厳しさ」を持って挑む、ということが実践されているでの、導きだされる結論が新鮮にして目から鱗、腑に落ちる、となります。

知的な刺激に溢れた大変読み応えのある本でした。
サッカーを語るの本なら、この位の知性と教養が欲しいな、と感じた次第です。

ps
読み終えてから分かったのですが、この本、かなり広範囲で、サッカー記事のネタ元になっています。
早くも古典扱い?なのかもしれません。
サッカーが好きなら読むしかないですね。
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Theme : サッカー
Genre : スポーツ

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