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使える経済書100冊 池田信夫@ダイジェストとして示唆に富む

2010-12-24 | 23:26

古今東西の経済書100冊を池田先生が論評した本です。
非常に示唆に富んだ指摘があるので「感想をブログにまとめるとよい」というご教授にしたがって備忘録を作りました(以下は自分なりの文章の移動改編多々ありです。詳細は本を読んでください。とても良い本です)

1)参加する人の知識が不完全でも動く処が市場の最大のメリット
2)今回の金融危機は、古い金融インフラが激増する新しい富の移動を支えきれなくなったことにある。明日の市場が昨日の市場と激突し、旧秩序を破壊している。経済成長が欧米から新興国へ移り、国際金融秩序が再編される過程にある。欧米には新秩序をけん引する力はなく、新興国には準備がない。
全容は未だ不明である。
3)ゴキブリのセンサーは空気のわずかなゆらぎを検知するだけで、それに反応して瞬時に逃げるのが唯一の防御システム。
アバウトだが単純な防御機構は環境の変化に強い。
4)制度設計とは人々が自律的に行動した結果、望ましい状態になるルール設計のこと。戦略的なルールこそ必要で、近視眼的な正義感は害があるだけ。
市場メカニズムの有効性は所有権を保護する司法制度や社会規範に依存し、経済システムの効率を決める最も重要な要因は制度だ。
5)「生存バイアス」まぐれあたりの成功者の結果論がもてはやさること
「規定値バイアス」分からないことは決めてもらいたがること
6)低い山の頂点となる「局所的最適」より、もっと高い山を捜して登る「大域的最適」を見つけること
7)理論を選ぶ基準が美学的になってはならない。事実と合わない理論は採用しない。
8)共産主義は官僚に押し潰され、福祉国家は官僚に乗っ取られた。
9)グローバリズムを憎み、弱者保護を理由にするが、実際に保護されるのは大企業の既得権である。
10)脱構築:テキストの中の隠された意図を読み解く手法
形而上学思考:現象を本質の現前と捕えること
論理実証主義:事実から帰納する考え方。化学哲学として破綻した
人々が完全情報を持っていたらイノベーションは存在せず、マーケットは死の静寂の中に沈む
破壊的技術は企業と顧客のバリュー・ネットワークそのものを破壊する。
市場で起こっているのは市場内競争でなく、異なるアーキテクチャー同士の戦いなので、市場内しかみていない経営者は没落する。

優れた古典は人々に「答え」でなく「問題」を提出する

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Theme : 創価学会
Genre : 学問・文化・芸術

Comment

Re: 知恵を授ける本

> 今回の本もサマリーを読ませていただいただけで、目から鱗が落ちました。
今回は本の前半中心だったので、次回は後半部分を書きたいと思ってます。
池田さんの優れた点は、経済の枠組みを歴史的、哲学的視点から俯瞰していることにあると感じています。

>読んでほしい人がたくさん思い浮かびます。
官僚は行政の非効率を知っててやってる確信犯ですから、知恵があるとは思えない政治家の方々に読んで戴きたいですよね(笑

  • 2010-12-26 | 15:28 |
  • 晴薫(はるく) URL :
  • edit
知恵を授ける本

池田信夫氏の本は読んで目から鱗が落ちた記憶があります。残念ながら内容は良く覚えていません。今回の本もサマリーを読ませていただいただけで、目から鱗が落ちました。4)5)7)あたりはある程度実感もあります。読んでほしい人がたくさん思い浮かびます。

  • 2010-12-25 | 23:44 |
  • arz2bee URL :
  • edit

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