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浦島太郎の真相:鯨統一郎@良質の落語みたいなミステリー

2011-02-20 | 18:55

気の効いたつまみをだす日本酒バーに集う中年男性3人組、ヤクドシトリオが、古いアニメやらTVドラマ、旧作の映画や、フォークソング、深夜放送の話をしているうちに、「探偵の工藤ちゃん」が絡む事件の話になると、それを傍で聴いていたヒロインの東子さんが、鮮やかに解決するという、ディテクィブチェアのミステリです。

すべての事件が浦島太郎や桃太郎、カチカチ山にさるかに合戦、一寸法師、舌切り雀、こぶとり爺さん、花咲爺などに巧くリンクさせてあり、昔話に関連して披露されるトリビアや、思いも掛けない解釈は新鮮で楽しめます。
というか、それが一番の読みどころですが、全ての話を長さまで揃える構成は技ありの職人芸で、凝ったつまみで楽しませるここのバーのマスターみたいです。

鯨統一郎さんは同様のシリーズを沢山出しているので、ファンならお馴染みで、安心して楽しめる1冊です。
総合点はまあまあ。
お暇なおりに、という感じですかね。

ps
ヤクドシトリオが崇めているヒロインの桜川東子さんは酒飲みのまま就職もせず大学生から大学院生となってしまっていて、行く末が案じられる・・・
彼女の就職と婚活に幸あれ、と読後は思いますね。

鯨さん、次回シリーズは綾波レイ方面の探偵にしてくれないかな。
普段は無口だけど、エレベーターに乗っている間にとか、掃除の時間中に雑巾を絞りながら事件を解決してしまうようなタイプ。

それだと日本酒バーという設定と、つまみのグルメネタも使えないけどさ。
人気出ると思うよ。
次は萌えキャラでよろしく。
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Theme : ミステリ
Genre : 小説・文学

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