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通貨で読み解く世界経済 小林正宏、中林伸一@為替市場の歴史をたどる冷静な分析本

2011-02-27 | 20:44

昨今、ちまたで通貨といえばFX。
ではこの本を読めば儲かるのか、というとまったく関係ないでしょう。

なら価値がないかというと、世界を経済という一断面から読み解きたいと思う人になら千金の価値かり、かもしれません。
たとえそれが金融市場を通してでも、世界を理解したい、というのは知性の本源と言っていいと思います。

ドル、ユーロ、人民元、そして円、という副題どおり、章別にそれぞれの通貨が取り上げられるのですが、市場を揺るがせた歴史上の事件の冷静な分析と、現況への考察は非常に高いレベルの内容だと感じました。
ドルは双子の赤字が問題だあ、と言われますが、経常収支が赤字だからこそ、ドルは基軸通貨として力を持ったのだ、なんて指摘は目からうろこ。
さりげなく本質を説明してみせるお二人の著者には脱帽。


新書ですが、情報量が多く、読み応えは充分。
派手に煽るような文言はないので、金融市場が根っから好きでないと苦しいかもしれませんが、本質はこういう処にあるんだよな、と感じました。

ともかく勉強になったと感じました。
良本として再読、再々読本の候補ですね。
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Theme : お金の勉強
Genre : 株式・投資・マネー

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