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しあわせの隠れ場所@アメリカ人がヒッチハイクするのが分かる良作映画

2011-06-19 | 18:44

もし貴方がアメリカ人で、アメリカに住んでいたら、ヒッチハイクをしようと思いますか?
あるいは広大な大陸を走る相棒として、ヒッチハイカーを拾おうと思いますかね?
銃が野放しで、サイコ殺人者なんてイッパイいそうで、強盗とか日本とは比べ物にならない位イッパイあっても、他人のクルマに同乗する、あるいはさせると思う?
私は両方ともしたいとは思わない。

この映画は共和党支持者の白人でアメリカライフル協会会員の裕福な夫婦が、身よりのない黒人の大男の少年を家族に迎えて生活するうちに、その少年はNFLのスター選手になりました、というbased on true story.

ホンマカイナ、とツッコミたい人もいるでしょう。
私もそうでした。
だいたいアメフトに興味ないし、この手の映画自体が守備範囲じゃなかったので、資料整理しながら少し観て、後は録画しておこうという心積もりでした。
ことろが観始めたら感動のまま一気、になってしまいました。

まず原題のブラインド・サイドという言葉の意味を、アメフトというスポーツの側から説明すると、ぐるっと回ってこの映画の感動の根元に突きあたるという脚本が素晴らしい。
各エピソードの完成度を高く、テンポ良く保つ演出も良く出来ている。
アカデミー賞、ゴールデングローブ賞をダブル受賞したサンドラ・ブロックを始め、出演者全員の演技も魅力的でした。

素直に感動、でしたが、アメリカ人と日本人のリスクに対する感覚の違いも印象づけられましたね。
この映画の演出の妙の最初のシーンは、雨に濡れそぼる大男の黒人少年を拾って家に帰りつくと、家のソファから振り返るのは、顔にパックを乗っけている美少女の女子高生。
観客に、うわっと思わせるカットだと思います。
暴れだしたら家族全員で掛っても抑えきれないような巨漢の黒人少年を、娘のいる家で引き取るのな、とその感覚に驚きます。
アメリカだってこんなことめったにないんでしょうけど、やっぱりリスクに対する感覚が違うよね。
これがあのお国柄でもヒッチハイクが滅びない理由であり、我々アメリカ人は、必要とあらば幾らでもリスクテイクする、という精神が一瞬で分かるカットだったと思います。

そしてその精神が奇跡的な未来を生んだ、と言う事です。
まさに友愛。
ただし場合によっては命掛けの、です。
実際、少年の知り合いのギャング団が、隙をみて話しを聞き出そうとする。
どっかの馬鹿が全ての負担を国民に押し付ける夢物語じゃないんだよ。
そこが凄いね。

こういう映画は守備範囲じゃない、アメフトなんて興味ない、という方でも楽しめるので、是非ご覧ください。

ps
養子については以前、石垣島のクラブ・メットで、黒人とフィリピン人の養子を連れてきたご夫婦と、夕食をご一緒したことがあります。
ハイシーズンのクラブ・メットだったから、子供二人分でもかなりの値段になると思うんだけど、まったく平気。
甘やかしているわけではなく、食事の仕方とか勉強とか、ともかく厳しい。
お金もあるんだろうけど、気持ちも広いよね。
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Theme : WOWOW/スカパーで観た映画の感想
Genre : 映画

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