スポンサーサイト

-------- | --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

私の半分はウルトラQで始まった

2011-06-29 | 15:36

今、WOWOWでウルトラQを放送しています。
本当に小さい頃見たこの番組は、私の一生の好みを決定づけました。
不気味なオープニング映像と音楽に大きな衝撃を受けた私は、中学時代から絵画ではシュルレアリズム、小説と映画ではホラー分野が一番のお気に入り、となっていきます。
「終わりなき日常」に、突如入る亀裂。
そこから侵入するのは恐ろしいものであっても、現実の倦怠を断ち切る聖なる断頭台となる。
それこそがこの番組のもたらした啓示なのです。

マンモスフラワーで描かれたビル街にそそり立つ巨大な花は、ルネ・マグリットもかくや。
異境の地に送られる、デペイズマン美学の極致でしょう。

どんなに恵まれた人生だって、夢にはかなわない。
申し分のない家庭を持ち、フェラーリのスパイダーに乗り、プライベートプール付きのリゾートホテルに泊まっても、ペギラの出現する南極探検隊の興奮の前には色あせたものです。
しょせん、現実は夢には勝てない。
されど夢は30分で終わってしまうのが難点。
なんとか永遠の夢を見続けることは出来ぬものなのか?
41xolwigzfl__aa300_
それに示唆を与えるのが、私にとってのもう半分のスタート。
巨人の星ですね。
男の人生は永遠に続く鍛錬と戦いにあり、という梶原美学。
なるほど。
もしかして今、安住している退屈な現実を、エキサイティングな夢に変えたいなら、我々は自分自身の大リーグボールを身につけて、花形やら左門やらというライバルに仮託された現実の困難への戦いを忘れるべきではないのでしょう。
たとえその身が燃え尽きるとも、凡庸に堕することは拒絶する執念と根性。
それだけが多分退屈な日常を断ち切る刃です。

しかし現実とはなんと強い重力のかかる場所なのか。
僅かな成果を得るために、払わなければならない苦役の大きさよ。

だから私は疲れ果て、傍らに笹瀬川佐々美のフィギュアを座らせ、そっと覗くのだ、と思うのですよ。
スポンサーサイト

Theme : 特撮
Genre : テレビ・ラジオ

Comment

Re: ウルトラQやってましたか!

> とはいえ、拙宅にはWOWOW視聴環境がないですから、どうにもならないのですけれど。(笑)
私にとってテレビ=WOWOWです(笑
映画に加え、ボクシングから総合格闘技、テニス、サッカーまで見るので安いです。

> そういえば以前から何度か聞いた気のするウルトラQのカラー化。
そうだったんですか。
私は知りませんでした。

> 観たいなぁ、極彩色のマンモスフラワー。(笑)
放映中のはまだ白黒なんですけどね(笑
ハイビジョン・リマスター化されてはいます。

> ウルトラQは、特撮テレビ番組黎明期ならではの魅力がありますね。
一所懸命創っている感じが伝わってきますよ。

> ホラー要素あり、シュルレアリズム要素ありで。
> なるほど、晴薫さんの守備範囲にドンピシャなんですね。(笑)
その通りなんです。
後に守備範囲も広がるんですけどね
ダビンチとかしゅごキャラとか(笑

小学1年生で見てたんでスゴク怖かった印象があるんです。
石坂さんのナレーションも素晴らしいですね。

  • 2011-06-30 | 20:44 |
  • 晴薫(はるく) URL :
  • edit
ウルトラQやってましたか!

とはいえ、拙宅にはWOWOW視聴環境がないですから、どうにもならないのですけれど。(笑)
そういえば以前から何度か聞いた気のするウルトラQのカラー化。
ここへ来てやっと具体化したようで、先日ウルトラQカラー版の広告を見ましたです。
観たいなぁ、極彩色のマンモスフラワー。(笑)

ウルトラQは、特撮テレビ番組黎明期ならではの魅力がありますね。
後のウルトラシリーズのような、怪獣VSヒーロー(と防衛チーム)という縛りが未だなく、ホラー要素あり、シュルレアリズム要素ありで。
なるほど、晴薫さんの守備範囲にドンピシャなんですね。(笑)

  • 2011-06-29 | 23:47 |
  • もとよし URL :
  • edit

Post a comment

Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。