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カラマーゾフの兄弟3 ドストエフスキー/亀山郁夫@おまえ、ペンキ屋だな(爆笑

2011-09-25 | 18:05

3巻目です。
この巻は、2巻目ほど深い論議は読めませんが、出てくるキャラクターが立っていて、面白く読ませます。
笑ったのはエントリーにも書いた某人物の「おまえ、ペンキ屋だな」というセリフ。
詳しくは読んで戴くとして、この部分、某高級ホテルのトイレの中で読んでいて吹き出しました。
突然の笑い声に、周囲の人は怪しんだと思うのですが、絶妙のタイミングなんだもんな。
この前後に、「運命は、ばけものですからね」なんていうスゴイセリフも出てくるんで、まさかあの悲惨な混乱状態をこんなセリフで落とすとは思わなったです。

さて、話はいよいよ裁判になります。
殺人事件の犯人は誰か?
普通に考えればミーチャ以外ありえないのですが、そこは稀代の傑作小説なんですから、展開を期待しましょう。
まあ、ここからは半分ミステリー小説のノリで読みます。

ps
巻末の亀山さんの読書ガイドが非常にオモシロイです。
まず、日本の左翼が絶賛する露文の大大将、ドストエフスキー様はネトウヨだったのあだあ、ということにビックリ!
まあ日本の左翼は単に日本嫌いだから良いのか。

ポーランドとロシアの歴史的経緯も興味深いですね。
それからカラマーゾフという名前が「黒く塗る人」という単語の合成語になっている、というのも興奮の事実だった。
すぐにストーンズの曲を思いついたんだけど・・・関連はどうなんだろう?

後はロシアの宗教史ですね。
ロシアはギリシャと同じで正教会ですよね。
祖先崇拝と自然信仰、農耕儀礼から、ウラジミール一世が十世紀後半に持ち込んで、異教と融合、二重信仰と知りました。
一つ利口になれました。

相当にオモシロイ小説です。
精密なダイヤグラムに基づいて書かれているので、文学を読むぞ~という気負いがなくても読めますから、気軽に手に取ってみましょう。
ドストエフスキーはスティーブン・キングと同じ位、小説が巧いよ。
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Theme : 本の紹介
Genre : 学問・文化・芸術

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