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芸術闘争論 村上隆@モダンアートのあらゆる場所で戦いたいすべての人に

2011-11-06 | 15:49

日本のアート界への開国論であり、現代アートの見かたの素晴らしい教科書であり、あらゆる場所で行動していく上で指針の書となる本です。
世界に向けて日本の美術界を開かせようとする上の宣言の書に留まらず、美術に関連するあらゆる職業人への行動指針ともなっている点は、非常に非凡です。このレベルの提言、アドバイスは、実際にやっている人でなければ書けないでしょう。

自らの作品の制作過程を示し、現代美術がどう作られているかを書いている処は、非常に興味深く読めました。
また鑑賞者としての見方、ですね。
モダンアートの本、たくさん読みましたが、どれも個別の解説なんです。
曰く、ミニマル・アートは云々、
キュビズムは云々と、ならたくさんの本に書かれている。
確かに一つ一つの解説を読むことも必要でしょうが、いざ、読み終えて何が残るのか、というと、知識だけは増えるけどはっきりしない。
この本には、極めて大きな流れが書いてあります。
ピカソ以降と以前で分ける考え方は、まるほどと、腑に落ちます。
現代アートがかくあるには、そういう訳があったのか、と、理解できます。
それでもなおかつ、?と思うことあるんですが、それなら変えて行きましょう、というのが提案になっている。
その他、ギャラリスト論からアドバイザーという存在に至るまで、これからアートの世界で生きていきたい人には必読の1冊だと思いました。

村上隆さん、この本でも美大への批判、クソミソで、これは在来の美術界からは嫌われるだろうなあ、と思うのですが、個人的にはやはり世界での実績ですよね。
この点で上回っていれば、村上さんの言うことに力点をおくしかない。
結局は世界の中で生きていくしかないモノね。
アニメへの理解、評価などを含めて私は支持します。
この本が広く読まれ、賛同し行動する者が増えるとイイですね。

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Theme : art・芸術・美術
Genre : 学問・文化・芸術

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