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ブラック・スワン下 NNタレブ@テクニカルなことも少々

2011-11-25 | 21:53

下巻はベキ分布のことなど、テクニカルな内容にも触れてきます。
箇所によっては、鉛筆とノートを傍らに読み進めると良いでしょう。

幾多の「知性の傲慢」が断罪されますが、一番呆れたのはLTCMのエピソードですね。
「彼らのモデルは大きな外れ値が出ることを無視していて、だからこそ膨大なリスクが取れたのだ」とある。
怖いですね。
それがあの結果だもの。
分かったつもりになった人間が、力を握るのはホントウに恐ろしい。
ノーベル賞受賞者だからと盲信するなかれ。
神ならぬ、人の知恵なのだから故。←試験に出ます。

投資についてのバーベル戦略も、一考の価値はあるでしょう。
でも実行は難しいよね。
延々と損するのだから、行動心理学に反している。
仮に今、225OPで、この戦略を行うとすると、12月8日には権利が切れるC95を1円で買い、P625を3円で買って後は貯金しおくわけです・・・
まあ、宝くじだよね。
ついついIVやらチャート、ファンダメンタルを考えるけど、黒い白鳥がいつ現れるか分からないが故に、それが罠
になるってことでしょうか?
損を続けながら買い続ける気力がどこまで持つか?
それが最大の問題だ。
というか、投資投機はつねにメンタルが最大の問題なんですけどね。
こっちは変わらぬ真実だ。

水戸二高の学生が、BZ反応で新発見をしましたが、経緯を聴くにまさにセレンディピティでしたし、昨今のユーロ情勢、アメリカ議会の与野党の不毛な攻防を見せられると、NNタレブの発言は、慧眼と判断するしかないでしょう。
ズバリ、マートン・ショールズは負け、タレブは勝った。

走り気味の語り口には反感を覚える読者もいると思いますが、読んでおく1冊なのは確かだと思います。
人の知性の限界を問う!というのは、簡単に書けるテーマではありませんが、この本は充分に成功しています。
「世界は力学系としとは、ちょっと複雑すぎるのだ」おっしゃる通りだ。
世界をプラトン化するなかれ。
間違ったことを厳密にやるなかれ。
正しいことをおおざっぱにやれ。
帰納の問題を忘れるな。
以上、非常に勉強になりました。

内容が大域にわたるので、何度も読み返したいと思います。

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Theme : 哲学/倫理学
Genre : 学問・文化・芸術

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