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現実にFXをやる人間が日経@マーケット・ウオッチャー1/18「ユーロ借り豪ドル投資」を読んで投機家は道徳家であることを知る

2012-01-20 | 22:44

1月18日の日経朝刊、マーケット・ウオッチャーに「外為市場、投機筋、金利差狙う」と副題がついて「ユーロ借り豪ドル投資」という見出しがあった。
FXで言うならいわゆるEURO/AUDを売り、というポジションで、私は前週の金曜日に仕切っていた。
なんで閉じたか、というと、動きが急激過ぎて、短期加熱と見たからだ。
実際、記者が記事を書いたであろう、17日には最安値1.2227を付けたけれど、記事の載った翌日には1.2464まで反発している。
でも短期加熱という判断は、チャートを一目見れば誰でも分かることで、秘密の情報とかとは全く関係がない。

で、相変わらずこの記事には投機筋、投機筋と連呼してあって、投機筋とやらの魑魅魍魎感が増幅されている。
ユーロキャリー取引がささやかれている、なんて陰謀を知らしめるような一文もある。
相変わらず自分じゃ何にもやってない人が書いているんだなあ、という感ありありだ。

では、このユーロ/AUDを取引するなら、私程度の零細投機筋はどんなことを考え、実行していたのか、書いてみよう。
まずFXは通貨の相対評価を取引するので、ファンダメンタルから、一番強い通貨を買いたい、一番弱い通貨を売りたいと、思うのは自然な答えだ。
景気の強さが違うんだから、政策金利が違い、短期金融市場の金利が違うんだから、そのポジションは結果キャリー取引にもなる。

実際には、まず上がっていたら、これ幸いと売る。
下がってもそうそう仕切らない。(キャリー取引になっているから)
で、下値を破ったと見たら売り乗せる。
下がってから売るので怖いけど、その怖さを乗り越えてリスクを取らないと話にならない。
度胸=リターンの源泉だ。
でも2011年はチャートを見てもごらんのとおり、下値の攻撃的な取引は、ことごとく失敗している。
度胸の勝負は敗れたわけで、結果を受け入れ損失を出して終了だ。
でも高値で売った分の儲けがあるので、相殺0という感じ。
高値でキャリーした分の金利分位が儲けかな。

2011年は、結果的に1.43から1.3のBOX相場だったので、こんな感じの取引が繰り返された。
高値である。売ってみよう。
安値になった。破ったかな?度胸で売り乗せ、持ち上げられて損失、でも高値売り分の儲けで相殺って感じ。
後講釈なら、高値売り、下値買いと言えるんだけど、その時は分からないからね。EURO/AUDに関しては、こんな感じで一年が暮れる。

1/13に決済した分は12月21日のブレークを売った分がやっと報われた、というだけだ。
これは一般に投機はこうしなさい、と言われていることをただしているだけで、そんなに秘密めいた、反社会的なことをしているわけではない。
怖いけど売ってみて、損失を出し、細かく見ていれば分かる高値を売った分は儲かった。それだけの単純な話。
でも今年、大きくトレンドが変われば、高値で売ったと思った分は、その後の大トレンド転換、急上昇で、大損する可能性もあるし、損失が出続けた下値ブレークを売って、大儲け、という可能性もある。
未来は誰にも分からないから、自分の判断で挑み続けるだけだ。

世界の裏側を全て知りつくし、金融市場を操るヘッジファンドなんてない。
リーマンショックで大儲けしたポールソンは、去年大損したじゃないか。
零細個人投資家とヘッジファンドじゃレベルが違うのは当然だけど、それは同じサッカーでもアッチはFCバルセロナで、コッチは街の草サッカー、と言いたいとこだけど、一応決算はプラスなんで、実業団でお給料もらいながら、サッカーさせてもらっている感じかな。

投機で一番難しいのは、セルフコントロールで、もっと具体的には欲張り過ぎない(ポジションを取り過ぎない)、誤りを認める(損切りする)、という二つのことだ。
でも欲張り過ぎない、と間違いを認める、って、最近の政治家とかマスコミが絶対にやらないことだよね。

そうなんだ。
投機をして生き延びている人間は、実は極めて道徳的な人間なんだよ(笑
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Theme : FX(外国為替証拠金取引)
Genre : 株式・投資・マネー

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