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UFCは何故成功し、日本の格闘技興業は廃れたのか?@オタクを信じた資本と優秀な経営者

2012-02-26 | 14:51

殴る、蹴る、極める、投げる。
あらゆる格闘技を総合させて強さを競わせたいという、誰もが考えつくけど、やらせてみようとすると、とてつもなく難しかった総合格闘技が、UFCによって完成されつつあります。
本日、埼玉スーパーアリーナで日本大会ですが、最近のUFCの試合の充実ぶりは素晴らしい。
選手の誰もが素早くパワフルで、動きに隙がなく、よどみがない。
見ていて、ああ本当に強いんだろうな、と感じられる。
チャンピオン・クラスの人間の試合などは、類い稀なる運動能力と壮絶なほどの技の切れを見せられ、時に寒気がするほどの凄みがある。

そんなUFC、日本でK-1やプライドが隆盛を誇っている時には、なんだか地味でサエナイ存在に見えた。
あの当時は明らかにPRIDEの方がオモシロかった。
そもそも本格的な総合格闘技の萌芽は日本にあった。
では何故、日米の興業ぶりは逆転されたのだろう。

最大の違いは、「スポーツに対する真摯さ」を「信じる資本」があったかどうか、ではないか?

アメリカ人に真摯という印象を持つ日本人は多くないだろうけど、ことスポーツに関してならアメリカ人ほど純情
な人間はいない。
だからUFCも自らの試合が地味なこと、一般受けするには、刺激が強すぎる事、分かっていても続けていたのだ。
そして何より、その未来を信じ、乗り出した資本家、優秀な経営者が存在した、ということが日米の最大の違いだろう。
彼らが考えたことはただ一つで、それは合理的と思える総合格闘技のルールの上で、強い選手を選び出すことだけだ。

話題性のある人間だから、そのキャラクターを面白がってくれそうな選手だから、というだけでは試合に出さない。
リングで観客を笑わせる必要などないし、格闘技以外の人間ドラマなどにも触れない。
見せるのはただただ「Mixed Martial Arts」
そのたった一つの価値基準においてのみ価値ある選手を出し続ける。
一般人に喜ばれるだろう、という人気など考慮しない。
求める観客は総合格闘技好きなマニアだけ、ということだ。

そんな成功前は隘路ともいえる市場の未来を信じた資本と経営者が、今大きな果実を手にしている。

結局、これだけ好みが細分化した時代には、マスを考慮してはダメなのだ。
みんなに好かれようとすると、「特別な感覚」はどうしても薄くなる。
マニアのみを対象に、本物を提供する。
この掛けに、彼らは成功したんだよな。
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Theme : UFC
Genre : スポーツ

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