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ヒューゴの不思議な発明@必見の3D映像,スコセッシの差し出した未来へのバトン

2012-03-04 | 14:39

3D映像が素晴らしい、という評判を聞いたので、妻と次女とで見てきました。
で、実際どうだったか、というと、

1)確かに素晴らしかった必見の3D映像
完璧と言うにはまだ手前に浮き出た人物像と背景の間が、不自然に空いている感じがありました。飛び出す絵本の書き割りみたいな感じですね。
浮きだした顔自体の丸み、立体感もあとわずか欲しい、ということもあった。
それでも蒸気は、そのままスクリーンの脇から実際に噴き出しているようにしか見えなかったし、画面から雪は降ってくるし、火花に触れたら火傷をしそうな感じがしたし、歯車は本当にそこに存在し、回っているように見えた。
とうとうここまで来たんだな、ということですね。
そしてこの「ここまで来たんだな」ということが、この映画をスコセッシに撮らせたモティーフだったと感じました。

2)メリエスへのオマージュ、スコセッシの差し出したバトン
映画は、映画勃興期の監督、ジョルジュ・メリエスへの濃厚なオマージュがテーマとなっています。
古き良き映画への郷愁と愛が語られる、断じて子供向けの作品ではない。
むしろすべての映画オタクに向けて、暗黒と絶望と暴力の作家として世に出たマーティン・スコセッシが、68歳の
齢を迎えて、次世代に送るバトンですね。
メリエスから私は受け継ぎ、幾多の作品を撮った。
今、ここに、敬愛するメリエス作品を紹介しよう。
だからこれを観た貴方がたよ、未来に向けて、新たな夢の工場を造って欲しい、
ということでしょう。
子供たちに訴えることがあるとすれば、「過去に学び、未来を築きなさい」ということで、それは親切なら本屋さんの老人として表現されていたと思います。

ps
女の子が出てくるんだけど、その表情が、映画によって世に知らしめられたフランス女の表情そのもの。
男性をからかい、謎を掛け、優しいかと思えば冷淡で、追いかければ逃げ水の如く。
若き日のスコセッシは、映画の中で、こんなフラン人女性に恋をしたんじゃないかな、とも思いましたね。
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Theme : 最近見た映画
Genre : 映画

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