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セザンヌーパリとプロヴァンス展@ブルーが象徴する理解への壁

2012-04-25 | 14:03

日本では大人気のフランス印象派絵画。
今回はセザンヌが来ていますが、個人的には「パリとプロヴァンス」という副題に注目したい。
この副題の意味、というか、こういう副題が付いた意味ですね。
何故なのか?
それは日本でセザンヌの人気が今一つだから、ということもあるんじゃないでしょうか。
セザンヌのモティーフといえば、サント・ヴィクトワール山が有名ですから、そりゃプロヴァンスでしょう。
そもそも生地ですし、文句はない。
でも今回の展覧会を見てもわざわざ名乗るほどのもんじゃない。
パリとプロヴァンス、という名前がもたらすイメージに少しでも頼りたい、という思惑を感じました。

では何故セザンヌは分かり難いのか、というと構図がキュビズム的だから、が一点、そして青を良く使うということもあるんじゃないでしょうか。
青は理性の色であり、それをまた理知的に組み立てる画家がセザンヌです。
理知的であることは、必ずしも芸術と反することではないのですが、印象として理知と芸術は相反するイメージがある。
芸術とは感情に深く訴えるモノであり、それは暖かなモノこそ喜ばしく、色合いは赤や黄色であるべきである・・・とまでは言わないけど、セザンヌが良く使うブルーと、一見不可思議に見える独特のバンランスが容易に人を近づけ難い・・・のではないか?
私も長らくセザンヌにはピンとこなかった。
この画家の何処が偉大なのだろう、と腑に落ちなかった。
ある日、すっと分かった。
どうして分かった気になったか、というとただ見続けたのです。
分からなくてもイイから機会がある度に見る。
するとある瞬間から突然感じられるようになる。
画家を分かる、というか、作品を感じられる方法はこれだけだしこれ以外にはないでしょう。

行ったのは日曜だというのに会場は余裕の入りでした。
いつか多くの人がセザンヌの壁を乗り越えて大入り満員になったらイイな、と今は書いておきます。
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Theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
Genre : 学問・文化・芸術

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まとめtyaiました【セザンヌーパリとプロヴァンス展@ブルーが象徴する理解への壁】

日本では大人気のフランス印象派絵画。今回はセザンヌが来ていますが、個人的には「パリとプロヴァンス」という副題に注目したい。この副題の意味、というか、こういう副題が付いた意味ですね。何故なのか?それは日本でセザンヌの人気が今一つだから、ということもあるん...

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