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重力とは何か 大栗博司@超1流の現役学者が書いた超1流の入門書

2012-07-11 | 13:34

先日、世間はヒッグス粒子発見か?のニュースで湧きたちましたが、素人量子力学マニアの方々は、如何感じたことでしょうか?
「神の粒子」なんて二つ名があるせいか、随分持ちあげられてましたが、マスメディアの反応、トンチンカンな記事も多かったよね。
そもそもフェルミオンとボソンの違いが分かっているのかと、問いたい、と思った方、多かったと思います。
素人にとっての量子力学の難しさは、理論ではなく、基本的に覚えることが多いってことです。
ぱっぱと3行で説明せよ、ってのは無理。
本を読みこんで、基本的は構造を紙に書いて頭に入れる。
話はそれからだ、というのが量子力学。
背景となっている理論がとてつもなく難解なのは当然ですが、それと格闘するのは、専門の職業学者さんたちで、我々はその上澄みをすくうだけ。
それでもちょっとは勉強まがいのことがいるって話で、それならこの本は最もおススメな1冊です。

文章が特に読みだしの辺り、多少重い感じがあるのですが、読んでいると、ともかく分かりやすい。
何故、こんなに分かりやすく書けるのか、といえば、著者が現役で世界の最先端で活躍してるからです。
あらゆることが一次情報で、また聞きの勉強ではない。
この世界の、さらにまた世界でも最先端の研究に、実地に参加しているから、同じ内容について書いても説得力のある文章になる。
今までの量子力学本で、もやもやはっきりしなかったことが、非常に明快になります。
比喩の仕方も巧みで、それは著者のイマジネーションの豊かさを感じさせ、理論物理学者としての才能も暗示していますね。

ps
不確定性原理とハイゼルベルグの不確定性原理、ごちゃになってませんか?
さらに不確定性原理となるのは測定限界のせいではなく(それは分かっていた)、波は1周期計らないとダメって話だからなんだよ!
今まで知らないことも沢山勉強になりましたが、知っていると思ったことも理解が深まりました。

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Theme : 宇宙
Genre : 学問・文化・芸術

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