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タートル流投資の魔術 カーティス・フェイス@テクニカルでなく、心理の聖杯を

2012-08-04 | 22:40

伝説となっている投機集団、タートルズの中でもずば抜けた成績を叩きだしたというカーティス・フェイスが書いた一冊です。
読んで感じるのは、著者の並外れた知性で、この本は投機を学ぶ上での良書であると思います。
ただそれはテクニカルなモノではない。
あくまで投機と向き合う上での心構えということなんですけどね。

ます具体的な手法として引用されている数式やらパラメーターですね。
私の理解不足、そして検証の不足なのでしょうが、おかしく感じる点が多々あります。
トリプル移動平均線のパラメーターは150日、250日、350日ですよ。
いや、私はそれくらいでやっています、という方なら良いのですが、私にはどうにも大きすぎる気がぬぐえません。
確かにパラメーターは大きい方が成績はイイんですけどね、
限度ってものがある。
それからEMAの出しかたは、単純な印刷ミスなのか、計算式オカシイですよね。
私の勘違いでしょうか。
その他に・・・まあ、止しときましょう。

この本はテクニカルな点、細かく突っこむより、以下備忘録として書き抜きましたが、ともかく勉強になる言葉がたくさんあるんですから。

1)成果の差は心理が生む
トレードの難しさは、概念ではく、実行することの中にある。
成功するには、感情的、心理的強さが必要だ。

2)人間の感情はチャンスの源であると同時に、最大の敵でもある。
感情を支配すれば成功する。感情に支配されれば危機に陥る
ストレス下で、それを合理的に行う力がポイントになる。

結果偏向(決断の良しあしを結果で判断すること)に陥らず、その時その時の状況から、その判断に一貫性と合理性があったかどうかを判断しないとダメ。
結果でなく、大切なのはプロセスで、プロセスを大切にすれば結果は付いてくる、ということです。

3)市場にはトレンド。ボックス、ボラ大、ボラ小の4つの状態がある。
今はどの状態なのか?
それを予測せず、兆候から、探ること

4)エッジ、リスク管理、首尾一貫、シンプルさ、タートルズで教わったのはこの4つ。
後はくよくよしない。気をもまないことだ。


5)エッジは認知の歪みが現実と市場認識を乖離させることで生まれる。
市場には3つの認知の歪みがある
① アンカリング
すぐ手前の価格で、直近の高値、安値があたる。
このアンカーに対して、今の価格が判断される

② 直近偏向
①と合わせて、安値なら買い手が殺到する。
支持線と抵抗線をみな信じているので、現象は強化され自己達成予言となる。

③処理効果
利益を確定したがるトレーダーの傾向を言う
よって決済に失敗すると、その後の直近の高値では売ってやろうとするトレーダーが沢山出てくる。

6)トレンドフォロー派のエッジの源は、支持線、抵抗線が突破された時にトレーダーが示す認知のギャップにある。
ラインが突破された後も、トレーダーは以前の考えに固執しており、市場の動きは新たな現実がすぐに反映されるほど速くはない。
どちらのラインにしろ近づけば、市場参加者の心理は加熱する。
フォローで取りに行くのかカウンターか?
認知の歪みの戦いの中で、兆候を検討し、勝ち馬とみた方に掛ける。
負けたと思ったら、すぐに認めて手じまいする。

7)リスクは常に監視しないと付け込まれる
慎重に、逃げ足は素早く

8)トレードがいかに単純か、知るのは大変だ。
市場の中で、人々は、ものごとを単純に保ち、基本を見失わずにいるのがどれほどたいへんか思い知ることになる。
人間は複雑な着想を単純なモノより優れていると思いたがる。
一般に知られていない真実を求めたがる。
それは罠かもしれない。

冒険をしなければ何も得られない。
リスクは友達だ。恐れてはいけない。理解し制御し、ともに踊れ。
間違いを恐れて行動をためらうな。それは一つの資質だ。自分だけの道を歩み、失敗してもくよくよするな。それも人生の一部である。失敗は成功と学習の必要条件である。

以上の言葉は、私なりの改変、付け足し、省略多数あります。
良い本かな、と思ったら是非ご一読

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Theme : 投資
Genre : 株式・投資・マネー

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