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ベルリン国立美術展ー学べるヨーロッパ美術の400年@聖ヒエロニムスがラブクラフトに与えたアイデア?

2012-09-16 | 17:56

芸術はすべからくwinner take allという残酷な宿命を持ちます。
究極の1品が輝くと、その前では無数の良作、佳作が光を失ってしまう。

この企画展が気の毒だったのは、フェルメールの「真珠の首飾りの少女」という普通なら充分以上の勝ち組作品を用意していたはずだったのに、なんと同時期、近場にフェルメール究極の「青いターバンの少女/真珠の耳飾りの少女」が来てしまっていた、ということ。
どっちを見に行くかと言ったら同じ真珠でも耳飾りだよなあ、となっていたのですが、安室奈美恵様デビュー20周年沖縄コンサートが中止になったので、コッチも本日行ってまいりました。

結果、非常に良い展覧会であったというのが感想ですね。
目玉である「真珠の首飾りの少女」はまさにフェルメールらしい、背景の白色が輝くような色合いで文句のない傑作のですし、何より全体の構成が考え抜かれていて楽しめる。
アートが好きでしょっちゅう展覧会に行っている人でも美術史を常に復習しつけるのは非常に良いエクスサイズになる。
その点この企画展はピッタリです。
レンブラントの「ミネルヴァ」がもう一つの白眉で、デューラーの写実力も再認識したい勘所。
少女姿態の全裸像が暗いエロティシズムを醸し出すクラナッハはダ・ヴィンチの20年後輩です。
こうやって確認、確認、知識の蓄積に勤められます。

ドナテッロから始まる彫刻部門も非常に充実していて見所でした。
ラオコーンと聖ゲオルギウスはモティーフ・キャラクターとして抑えましょう。

後はダ・ヴィンチからサバドール・ダリまでが題材にした聖ヒエロニムスですね。
シリアの砂漠で隠棲し、ヘブライ語を学んでウルガータ聖書を訳出した聖ヒエロニムスは、ズバリ!
クトゥルフ神話においてネクロノミコンを書いたアブドゥル・アルハザードのモデルになったのではないか、と思いついたんだけどどうよ。
今日の最大の発見はコレなんだけどさ。
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Theme : アートイベント
Genre : 学問・文化・芸術

Comment

Re: 不覚にも見送りましたorz

> フェルメール、ご覧になりましたか。(^ァ^)
はい。
二作品とも観ましたよ。
銀座のリクリエイト版も入れると3品ですかね(笑

> 私なんて、もう随分、都内に出ることすらしていません。(このところ、諸事、余裕がありませんで。orz)
それでももとよしさんは、お仕事で出歩かれるでしょう。
私の仕事は閉じ籠り環境なんで、休日はたまにです。

> そんな弱気なことを言っているうちに、こうして貴重なチャンスを逸してゆくんだよなぁ。(^^ゞ
まあ、これからいくらでも機会はあるでしょう。

  • 2012-09-21 | 22:56 |
  • 晴薫(はるく) URL :
  • edit
不覚にも見送りましたorz

フェルメール、ご覧になりましたか。(^ァ^)

私なんて、もう随分、都内に出ることすらしていません。(このところ、諸事、余裕がありませんで。orz)
って、そんな弱気なことを言っているうちに、こうして貴重なチャンスを逸してゆくんだよなぁ。(^^ゞ 頑張って出張ってみるべきだったか。

  • 2012-09-20 | 22:12 |
  • もとよし URL :
  • edit

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