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モンスター上司@酷いのは題名だけ、脚本マニアなら必見

2012-10-10 | 22:37

一目、観る気の起きない題名ですが、内容は保障します。
特に脚本好きの方なら必見。
俳優陣もコリン・ファレルやらケヴィン・スペイシーやらとB級臭のする題名からは信じられない豪華さです。

内容は、題名通り。
モンスターとしか言えない上司に悩まされる高校時代の友人3人が、上司を亡き物にしようと画策するのですが・・・という話です。

主要登場人物の3人は、各々別の職場で働いています。
それでみんなとてつもなく酷い上司がいる。
ではどうするか?
退職するかどうか迷う?
普通なら殺人計画なんか練るより転職を考えますよね。
上司が気に入らないから殺そう!とは普通思わない。
でもそれじゃ映画にならない。

この映画の脚本は、殺人計画を立てた後のストーリーの伏線の張り方と回収が非常に見事なんですが、この最初の一歩からおろそかにしていない。
ちゃんと(コメディタッチですが)これは転職なんか出来ない。
殺人計画を立てるしかない、というストーリーへの必然性(笑)から見事で、プロの手際であるなあ、と思わせます。

映画でも脚本の妙を楽しむとき、バタバタバタバタドンデン返しの連続技が決まったとしても、この最初の一歩がダメだとなんかシラケて、元から・・・すれば良かったんじゃないの、と。
思ってしまうんですが、この映画にはそういう落ち度がありません。

そしてキャラクター設定の仕方も実に巧妙。
3人とも気が小さくて小市民で、そうだよなあ、という気持ちが分かる。
モンスター上司の方はそろいもそろってモンスターなんで、殺人を計画しているのは3人なんだけど、同情して巧く行くことを祈ってしまうのですが、対象になった方のモンスター的な行動からピンチの連続になるのは、殺人計画を立てたほう、という離れ業。
なんとなく起こってしまったことが、とてつもない事態を次々に呼んで、クルクルクルクル変わる展開も、でもそんなことへの最初の伏線は、ピーナッツ騒ぎの時から張ってるよね、と。
観終わった後、思い返すと、最後の最後まで巧いんです。
ホント。
こういう脚本職人の妙義は味わい深い。
結局、知恵というかインテリジェンスの勝利なんだよね。
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Theme : WOWOW/スカパーで観た映画の感想
Genre : 映画

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