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SO CRAZY tour featuring BEST singles 2003-2004安室奈美恵@ローマの礎石あるいは怪物のまどろみ

2012-10-28 | 22:25

安室奈美恵が成し遂げたPLAY以降の偉業は、幾ら言葉を尽くしても語れるものではない。

過去、私がファンになった偉大と言われるミュージシャンたちでも、思い返すとホントウに良いと思えるアルバムはせいぜい3枚だ。
レッド・ツェッペリンならⅠ、Ⅱ、Ⅳ枚目だろう。
三枚目は明確に落ちるし、Houses of the Holly以降には意図は感じるモノの、繰り返し聴きたいという出来ではない。
EL&Pなら展覧会の絵、タルカス、トリロジーか。
キング・クリムゾンなら宮殿、戦慄、暗黒の世界
デビッド・ボウイなら、ジギー、アラジン、ダイヤモンドの犬・・・位でしょう。

私の個人的な音楽史は、そんな英国の男たちと幾多のブラック・ミュージシャンに彩られていたのだが、そこに突然、元アイドルが現れ一気に席巻した。
彼女の名前は安室奈美恵。
沖縄から来た女の子だ。
PLAY、BEST FICTION 、PAST<FUTURE、Checkmate!  Uncontrolled
この4枚のアルバムには永遠の値打ちがある。
さらにライブの概念を一気に引き上げてしまったDVDが、各々加わるのだ。
ハレルヤnamie amuro
彼女こそ、神の創造したフェラーリ!

さて、このライブの安室奈美恵は今よりさらに細くて、もうほとんど小枝のようで、ダンスは軽快というのを通り越して、およそ身体の重量を感じさせない。
だから良いか、というと今ほどの光輝はない。
味わいも香りも未成熟で欠ける。
振付にも迷いがあって、シャドーボクシング風ありヌンチャクの使用あり(無茶苦茶に巧い!キックの高さとイイ、そうか格闘技の動きは舞踏と似ているのだ)で、なんとなく格闘系が良い、という感触をつかみつつも未消化で、今あるSuper Coolという水準ではない。

素早く、軽快に複雑な動きが出来るのは、潜在能力ではあっても、本当の味わいを出すにはさらに神の配剤、プラスアルファが必要なのだ、と分かる。
クルマに例えると、BMWやポルシェのエンジンが持つ快楽は、単に軽く良く回るという以上に、ムーヴィング・パーツ一つ一つにある種の精度、重量感、バランスを感じさせる上に成り立つでしょう。
そんな感じだ。
歌も今ほど音楽に載っていなくて、しばしばバックと乖離した感じがある。
メイクも目の上のシャドーはきつ過ぎ、グリッターで飾られ過ぎている。

この当時の彼女はすでに26.才なんだか、観ているとなんだか子供のようで、ロリータ的ですらある。
はっきり言うとより可愛らしい。
偉大なるローマは一日にして成らなかったが、偉大過ぎてほんとんど怪物的という今の彼女もこういう時代があったればこそなのだ。

これ以降のライブとは比べるべくもないのだが、今よりさらに細い未熟な彼女は、守ってあげたい感じも味わえる。
今は奈美恵先生とか親分とか大将とかってイメージだものね(笑
子供っぽくて可愛い彼女にひそむある種、禁断の魅惑、がありますね。

至らぬ点ばかり上げつらいましたが、買って後悔がないのはモチロンです。
神様が飛び切りに愛した逸品が、必死に踊って歌っている風景が録画されているんだからさ。
観ないわけには行かないでしょう。
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Theme : 音楽的ひとりごと
Genre : 音楽

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