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猫間地獄のわらべ歌 幡大介@趣向に溢れ、後味が楽しめるミステリー

2012-12-26 | 21:01

どんな趣味でもそうなんでしょうが、ミステリーも読み続けて数十年を経ると、勘も働くようになる。
この本は、題名は変だし、著者は聞いたことがないし、私があんまり好きではない時代物設定でもある。
普段だったら触手の伸びない1冊でしたが、「このミス」の紹介を読んだ処、勘働きがあったので購入しました。

ただ読みだしたら退屈・・・なんで買っちゃったんだろうと後悔したんですが、出先に持っていったのが幸いした。
ホントは単行本持っていく予定だったんだけど、デカくってさ。

他に読む本がなかったし、私は何かしら読んでないといられないので、読み進めた処オモシロくなってきた。
登場人物に愛着を感じ始めて、さて第1章はどんなオトシになるんだろう、と思ったら新本格派への皮肉みたいな終わりになってしまった。
少しガッカリして第2章は舞台も登場人物も変わってまた没入のやり直しかと思ったら横溝正史みたいな見立て歌連続殺人事件が始まって、すんなり入って行けた。
オモシロイ、オモシロイと解決編まで読んだら第四章では「館物」が始まるという盛り沢山の展開。
そして第五章。
投げ出されたような第1章の解決編が始まるんですが、ホントの魅力はすべての事件が解決した後にあったということでした。
はいはい、事件解決、事件解決と読むのを止めないこと。

うん、すっかり分かってツラツラ読み直すとまた味わい深いですね。
シャンタラムを紹介してないのは大きな失点と思うけど、この作品とカラマーゾフの妹を教えてくれただけでも、今年の「このミス」には及第点を与えてイイかな・・・
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Theme : 推理小説・ミステリー
Genre : 本・雑誌

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