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ルパン、最後の恋 モーリス・ルブラン@コンプリート癖がないなら他を推奨

2013-01-20 | 15:54

スポーツもダメ、音楽もダメ、勉強だって大したことない私が、人生で初めて抱いた自分でも出来そうな望み。
それが世界のミステリー史を彩った著名作品は全部読む、ということでした。
当然、モーリス・ルブランのルパンシリーズも、全巻読破したのですが、大変オモシロかった。
ルパン物とホームズ物は、有名なだけでなく、ホントに楽しい上質の読み物でした。
そうなると未発表作であるこの最終作は読まない訳にはいかないだろう、ということですが、正直ルブランの息子が発表をさせなかったのが分かる出来です。

最後の解説にあるように、まだまだ文章は完成の中途であり、膨らみがなく、話そのものもルパンが明智小五郎なのか?彼らは少年探偵団なのか、というストーリーで、スリルもサスペンスもトリックも特になくて・・・

私のように著名作品コンプリートにこだわらないなら、もっと楽しい作品沢山ありますね。

ま、批判だけでもなんなので、ルブランに敬意を表するため、印象に残ったルパンのセリフを以下紹介
「一番大事な武器、何よりも勝る武器、それは冷静でいることだ。完璧な鎧で身を固めているように落ち着き払っていれば、敵のほうが慌てだす。攻撃したいのだが、反撃が恐ろしい。攻撃する前から反撃の方が大きいような気がしてしまうのだ。どこから来るのだろう。どんなふうにやるんだろう、とね。
とはいえ正しい方法で精神を鍛え上げるには何十年もかかる。フランスの教育は愚かしい。鋼のように冷徹で、斧のように切れ味のよい強靭な精神の持ち主を造らなければならないのに、感受性ばかりを養っているんだから」
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Theme : 海外小説・翻訳本
Genre : 小説・文学

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