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ポール・デルヴォー展―夢を巡る旅―綾波レイを教えたかったポール・デルヴォー

2013-03-03 | 16:37

ポール・デルヴォーは好きな画家なのですが、展覧会はすでに何度も行っているし、他の機会でも結構見てるしね。
今回のー夢を巡る旅展―もやっているのは知っていたんですが、新鮮味が感じられず、どうにも腰が重かった・・・スルーかなあと思いつつ、こういう機会を逃すのもね。
はるばるベルギーから来ているのは確かなんだしってことで、行ってまいりました。

北浦和駅で降りたのは初めてでしたが、埼玉近代美術館は駅からは近いし、公園の中にあってロケーションとしては最高ですね。
こういう場所が豊富にあるのが、国の豊かさ、というものだと思います。

この展覧会はまず初期の印象派風の絵が結構見どころ。
陰鬱で寂寥の感が強く立ちあがっていて、あの画風が確立される前であってもやはりデルヴォー、ただものではない感がある。
絵画はゴーギャン風あり、ドラン風あり、ロートレックみたいのもあるしモネ風味のものありと、色々迷った感じが分かるのですが、どんなカタチであってもそれなりの訴求力がある。

そしてメインは古代遺跡の中に佇む人形のような女たちの絵になるのですが、白眉は「夜明け」ですね。
もっと大型の、新しい時代の作品も多々あるのですが、この作品が一番魅力的でした。
出す方も分かっていて「夜明け」はクリアファイルやらトートバックになってました。
それにしても凍結した時間の中で冷たく瞳を開いたままに沈黙する女性像を見ていると、この画家に綾波レイを教えてやりたかったと思います。
ポール・デルヴォーなら綾波レイ、どう描いただろう・・・
ポエティックな解釈、お待ちしたかった。

ミュージアム・ショップでは、クリアファイル二枚に「夜明け」のトートバック。図録に澁澤龍彦著「世紀末画廊」「夢の宇宙誌」「幸福は永遠に女だけのものだ」の三冊を購入。
なんのかんのいって楽しかったな。
好みの画家というのはやはり悪くない。
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Theme : アートイベント
Genre : 学問・文化・芸術

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