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メイウェザーのスピードはどこが違うのか?vsロバート・ゲレロ@人の宿命

2013-05-05 | 21:34

およそフロイド・メイウェザーほど、第二の、と称される存在が多い選手はいないだろう。
速い黒人選手が出て来るとすかさずそう言われる。
でも実際にメイウェザーにとって代わることは難しそうだ。

同じように速くても、他とメイウェザーの違いは何なんだろうかと考えてみた。
1)動作の連携が流れるようにスムーズ
メイウェザーの速さの特徴の一つは、一連の動作の連携によどみがないことだ。
例えばダックしてフットワークを使う時、パーリして打ち返す時など、それは流れるように行われる。
一つ一つの動作が速いだけの選手はいるのだが、異なった動作の組み合わせまで速いというのがメイウェザーの際立った特徴の一つである。

2)センスに優れ次の動作の準備が良くなる
相手のパンチをヘッド・スリップして避ける時、スウェーして外す時、メイウェザーは必要最小限の動きで行える。
必要最小限しか動かないから次の動作に素早く動ける。
プロならみんなそれを目指すのだが、その精度が格段に高いのだ。
その精度の高い分だけメイウェザーは速く動ける。
そしてその紙一重を可能にしているのが、彼の持って生まれたセンスとしか言えない感覚の鋭さであろう。

3)観察力に基づいた勘の良さ
勘と言っても根拠のない思いつき的なモノではなく、実際に相手選手を目の前にした時の微妙な変化を的確に判断するその観察力にメイウェザーはたぶん、優れている。
打たれそうだ、と感じればすかざず動き、一瞬でも集中力が切れた、と感じればパンチを出す。
場合によっては相手自身すら気づかぬ微細な変化をメイウェザーは読み解き、自分の次の動作を行っている。

4)判断が早く戦略に長けるボクシング脳
どんなに勘が良くセンスがあってもモタモタ迷っていたら宝の持ち腐れだ。
瞬時に感じたら瞬時に動ける。
この判断から動きまでのスピードが抜群に速い。
こうしてメイウェザーは相手に対し優位を保っていく。
最後は相手のボクシングを見切り、彼我の差を冷静に考えながら試合全体をデザインして仕事は終わりだ。

結局メイウェザーのスピードの秘密は、ハードウエア的な身体的優越だけでなく、それを動かすソフト部分にあるのではないか?
彼のいわゆるボクシング・センスはおそらく史上随一だろう。

では彼に足りないものはないのか?
その答えは今回のゲレロ戦でも明らかだ。
彼の優れた頭脳は働きすぎて、常にリスクを過剰に算出してしまう。
そう、神は絶対に完璧な人間は造らない。
人である以上、強みは常に弱みと裏腹という宿命を負うのだ。
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Theme : ボクシング
Genre : スポーツ

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