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青地に1本線バーネット・ニューマンはどこが凄いの?@44億円落札の抽象画

2013-05-16 | 21:57

真っ青なキャンバスに、一本の白線を描いただけの作品が、44億円で落札され話題をよんでいます。

いわゆる抽象表現主義、とかミニマル・アートと呼ばれる分野ですが、私もこの手の絵画、分かりませんでした。
果たしてこんなモノが芸術なのか?
誰にだって描けるではないか?
みんなキュゥべえに騙されているのではないか?という疑問ですね。

それが変わったのが、ある美大出のご夫婦と知り合ってからでした。
話がはずむ中、デ・キリコの画集があったので、
「美術が好きになったのは、中学の頃、美術の教科書で(街の神秘と憂愁)を見てからなんです」
と言った処、綺麗な奥様も「あら、私もあの絵からです」ってね。
嬉しい盛り上がりがありまして、で、その下にあったのが、マーク・ロスコの画集だ。
マーク・ロスコも先日、非常な高値で落札された、検索してみれば分かるように、今回と同じような作風の画家ですが、正直に、「こういう画家は分からない」と伝えた処、御主人が、それは画集で見ているからですとおっしゃいましてね。
実物は見ると凄いですよ、と。
川村記念美術館にあるから、是非一度ご覧なさいと言われたので、まあモノは試しと行ってみて、目の前にして圧倒された。

ホントに凄い絵なんですよ。
どこが凄いのか、というとこれはもう私も同じことを言うしかない。
画集とか、ましてやネットの画像では理解出来ない。
実際に目の前で見て観なさいとしか言えない。
でも観れば分かります。
幸い、本当にありがたいことに、日本には抽象表現主義の絵画を鑑賞するなら世界1素晴らしい場所であろう「川村記念美術館」があります。
ロスコ・ルームのことですが、バーネット・ニューマン作品でも「アンナの光」という今回落札された作品の上を行く、まさにこれこそバーネット・ニューマンの代表作と言える逸品があるのです。

この手の絵画はすでに「観るモノ」、ではなくて、目の前にして「体験するモノ」なんですね。
だから教科書やネットに乗っている小さなサムネイルでは分からなくって当たり前。
でも体験したくても、日本じゃないと無理なんだよ。
日本はホント、こういう点では偉大な国。
恵まれた環境を生かす上でも、是非、一度、足をお運び戴ければ、モダン・アートの楽しみが分かると思います。
ただ抽象的、概念的な作品であることは確かなんで、男性の方が好まれる傾向はあるんですけどね。
数学とか、理論物理とか、哲学とか、概念的なモノって、どちらかと言うと男性の分野でしょう。
妻もアート好きなんですけど、一度連れて行ったけど、無反応。
女性はロココとかバロックとか、見た目が綺麗な絵が好きですよね。
男は抽象概念が好き。
そういう方には特におススメしときます。
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Theme : art・芸術・美術
Genre : 学問・文化・芸術

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