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ハーバードの世界を動かす授業R・ヴィートー@海外投資を考えているなら良い本

2013-12-18 | 22:10

明日未明に発表になるFOMCの声明文。
テーパリングが囁かれる昨今では、新興国への投資、躊躇する方、増えているのでしょうか。
でもほんの一年前は、まだまだ熱かったですよね。
エマージング市場への期待が語られ、実際、パフォーマンスも良好だったので、投信の目論見書にも説得力がありました。
ただ読みながらそうそう甘い話があるわけない。
ま、話半分と聞いておけば良いと半身の姿勢でいるのは、何度も煮え湯を飲まされている一般投資家の知恵でしょう。
でもさらに各国経済への理解を進めたいと思うなら、この本はおススメです。
投信の目論見書には書いてないけれども重要な常識が満載され、終盤の部分は、やはり忘れてはいけない民主主義の基本、JFケネディの言葉を思わせる指摘もある。

全体にハーバードという名前からイメージするほど高度な話はありませんが、その分読みやすく、各国経済の現代史を学べます。
そして投資を考えるなら、対象国の経済学的現代史を学ぶことは、やはり必須ですよね。
さらに個人的に勉強になったのは、サプライサイド経済学の限界の指摘(それは新古典派への批判と思わせる処あり)、近代国家のなすべき役割と教訓、国家戦略の選択と構造のフィッティングの処などです。
この本をレビューで批判しているのは、こういう事を常識とする極めて高度な方々だと思うので、自分はそうでない、と思うなら読んでおいて悪い本ではないよ。

米国金利の予想など、思い切り外している箇所もありますが、それはこんなハーバードの大先生でも予想は予想という限界を学ぶ良い機会だ、という位に捉えて、そもそも海外投資、なんて考えていなくても「第8章わたしたちのミッション」、はみんなに読んでもらって、心に留めておいてもらいたくなる内容です。
以下、忘備録
そもそも国家の根本的な役割とは、国内的にも国際的にも安全を保障すること。契約を履行し、財産権を保障し、法律を執行すること。
政府はリスクを引き受ける役割を持つが、国民ひとりひとりは自国経済を成長させるための最終的な責任を持つこと。
国民は自分たちが重要な責任を持っていることを理解し、政府に過度な要求をし続けるべきではない。
もし政府にサービスを求めるなら、市民はそれ相応の義務を果たす必要がある。
市民は貯蓄すべきであり、勤勉でなければならない。
昨今の日本ではあまり聞かない言質なんて、投資云々以外でも新鮮だったね。

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Theme : 紹介したい本
Genre : 本・雑誌

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