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美術館の帝王、初期ルネサンス@チマブーエ、フラ・アンジェリコ、テンペラ画法、そしておどろくべきは

2014-02-16 | 22:35

最近、ハマっているのが勉強。
萌えアニメだってそうそう劇場版はやってくれないし、サーキットだって入り浸れるほどじゃないんで、夜、寝しなに自分のペースで出来るお勉強は、一番安定して出来る楽しみかな。
という訳で備忘録。
以下、あくまで個人的見解なので、教科書と違う~とこあるんでヨロシク。

初期ルネサンス
14世紀イタリアの都市が生んだ自由な空気の芸術ですが、それはチマブーエによって始まります
チマブーエ:フランシス・ベーコンがプリミエィブと読んだ芸術家。ゴシックの堅い制約を、初めて破った天才芸術家なれど、描かれるキリスト像の苦悶(キリスト磔刑図@1270年)から、中世の枷がいかに強かったが分かります。
当時はキャンバスでなく、板に。
油彩でなくテンペラで描いていた。
テンペラというのは、顔料(絵具)を卵の黄身で溶いたモノ。
てんぺらスミ@もえたん、って覚えてます。
日本のアニメって知的だよね。

フラ・アンジェリコ@1395-1450年
ヴァザーリも書き残しているが如く、天使のような修道士だったフラ(修道士)・アンジェリコ(天使)。
彼の絵の特筆すべきは、ときめくような甘美さ。
清潔な透明感と比類なき甘さを両立した画法は、後のイタリア芸術の美意識を決定づけました。
1433年辺りの受胎告知@サン・ドメニコ聖堂の祭壇画
絵画も数字で把握しようシリーズ
1460年に遠近法の鬼、ピエロ・デラ・フランチェスカの「鞭打たれるキリスト」が描かれている。
1482年には初期ルネッサンスの最高傑作サンドロ・ボッティチェリのプリマヴェーラが描かれている。

ではここで質問。
ヤン・ファン・エイクの「アルノルフィーニ夫妻の肖像」が描かれたは何時?

まず1410年辺りの作品が多いジョットは問題外。
フラ・アンジェリコの1433年も除外されるだろう。
フラ・アンジェリコの作品は名画であっても、題材、画法はゴシックの殻を残している。

次にピエロ・デラ・フランチェスカと同時代という仮定はどうか?
Perspectiveに徹底してこだわったピエロ・デラ・フランチェスカは、人類の科学への目覚めの象徴とも思えるが、ヤン・ファン・エイクの作品は、その油彩という材質からもすでに科学を当然視しているという時代の息吹を感じる。
よってこの後だろう。

ではボテッチェリと同時代か?
方や異教的なアレゴリー、方や近代絵画と同じモティーフとも言える夫妻像。
ではボテッチェリの後なのか・・・
いや、それは何かおかしい・・・少し変だ。
ここで我々はヘント祭壇画を頭に浮かべ、彼が北方フランドル派の代表であり、生年と没年の年を思いだす。
それは1395-1441年である!

そうアルノルフィーニ夫妻の肖像画が描かれたのは1434年。
優美なるフラ・アンジェリコと同時代。
実は絵の凸面鏡の中に、ヤン・ファン・エイクここにあり1434、という書き込みがあるのだ。

何時の時代でも芸術の真の驚異は個人の才能の中にある。
そしてここに宿った科学の目は、後の欧州北方優位の時代を先見していた、というのは読み過ぎだろうか?

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Theme : 絵画・美術
Genre : 学問・文化・芸術

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