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ウフィツィ美術展 黄金のルネッサンスに感じる欧州人の深き不信の影

2014-10-24 | 21:18

歌は世に連れと言いますけど、個人で書いているブログも書き手に連れ。
人は時と共に変わりますから、傾向も変わって当然なんでしょうが、始めた当初は多かった美術展ネタ、最近は随分減っています。
何故か?
はっきり言いますが、最近は日本にあまり良い絵が来てません。
より厳密に言えば超1流が来ていない。
美術展の前宣伝があれば期待するのですが、え、こんなモノなの?という展覧会が多い。
昔、というか震災前の展覧会は、今振り返ると凄かったですよ。

欧州人は礼儀を知ってますし、利口なので決して口にしませんが、はやり日本の安全に茫漠たる不安感があるのではないか?
そうでなければ経済的に苦しい欧州が、幾らでも金になる(そしてどこよりも入念に注意深く作品を扱う日本に)貸さないわけがない。

ま、それでも私にとってウフィツィの名前は特別なんで、先週の日曜に行ってまいりました。
上野駅で迷って忍ばず口から出て、エレベーターで上がると上野の森美術館で開催中のボストン美術館の行列が凄い!
やっぱみなさん分かってらっしゃる。
欧州人よりアメリカ人の方が、作品ホイホイ貸してくれるよね(この辺にリスク許容度の民族性の違いがある。欧州の保守性と米国のリスクテイク性向)
アメリカ様には、今度のホイッスラー展も期待してます。

ま、そんな行列を横目に見て、ウフィツィ美術館黄金のルネサンス展は東京都美術館ですが、好天の日曜だったのに行列はまったくなし!
その分、余裕で観れる観れる。
パラスとケンタウロスの前だって、絵の直前でゆっくり見られる。

結果、、期待が薄かった分、まあまあ満足かな。
一番印象的だったのは、ドメニコ・ギルランダイオの「聖ステファヌス、聖ヤコブ、聖ペテロ」で、その色彩の鮮やかさは、今にも通じるイタリア美学そのもの。
個人的にルネサンス大好きという点は割り引いてもらわないといけませんが、名前の割には良品が揃ったのでは。
ま、図録を買うほどではなかったですけどね。
音声案内も終始落ちつた解説で好感度でした。

鑑賞後はうらうら歩いて上野の玄品ふぐで昼食。
昼間からやっているふぐ屋は貴重だよね。
12時に入った時は私以外の客は閑散としていましたが、ゆっくり食事を終える頃にはほぼ満席となっていました。
ひれ酒を呑んで気分もほぐれるし、フルコースだと時間も潰せるし、肉よりヘルシーな感じだし、ふぐ屋は私のような慌て者でも一時、落ち着けるのでありがたい。

それにしてもこの調子で美術展のレベル低下が進んでいくと、貴重な楽しみがなくなるなあ。
さすがに私、萌え関係のイベントは行かないので、美術展が低調になると休みの日に行く処がない。
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