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池田信夫先生の間違いを指摘したい@トレーダーが株価指数先物を買う時

2014-11-01 | 20:23

昨日は意表を突いた追加緩和で大変でした。
売っては買い、買っては売るの繰り返し。
PC閉じた後も動きが収まらないので、タブレットとスマホの二台でリビングから参戦。
深夜の1時過ぎに撤収した時は、しみじみと疲れていました。

そんな中、我が尊敬する池田先生(煽りではなく、ホントに尊敬しています。実際、このブログでも先生の本何冊も取り上げて賞賛してます)は追加緩和なんて意味なし論を唱えてます。
株式取引なんてする連中はみんなバカだから日本経済が良くなると思って株を買っているなんて言っている。
でも市場を相手にするとき、みんながバカだから意味ないなんて言っていたらお終いです。
周りがバカに思えても、値段をつける主役がそうなら流れに乗って儲けてナンボが大人の現実です。
そもそも株価指数先物を取引する人間にとって、日本経済が良くなるから買うなんて人はいません。
でも丁半バクチでもないんです。
先物やFXがバクチにしか見えないのは、当人がその程度だからです。
先が分からないという点では似てますが、それならボクシングはただの殴り合い、サッカーはボールの蹴りあいだから、ただの乱暴というのと同じです。
サッカーもボクシングも科学的なトレーニングとコンデショニングから鍛え抜かれた身体能力と技量、精緻な戦術が確固として存在しています。
ただの暴力ではありません。
ほとんどの先物トレーダーは、まず経済のファンダメンタルをとことん調査します。
重要な経済統計はモチロン、政治状況、地政学的なリスクまで考えて、これからの世界経済の先行きを予想します。
ただ特徴的なのは、結論を二つだす、ということです。
自分はこうなると思う、という結論が一つ。
市場はこう考えるのではないかという予想がもう一つです。
いわゆるケインズの言った美人投票の理論を考慮に入れるということです。
そこで仮に自分は今後、市場は上がると考えたとしましょう。
そしたら周囲がどう考えているかを見渡します。
周囲がその市場をどう考えているかは、すべてチャートに出ています。

仮にチャートは横ばいだったとしましょう。
そしたらまず成り行きで買ってしまいます。
上がれば上がった時に変化した見通しで利食いか、買い乗せをします。
下がったら指値(チャート上から最初の取引の時点で決めてます)してまた買い増します。
さらに下がったらまた節目(チャート上でそのつど計算して決めます)で買い増しです。
モチロン今まで買っていた分は損勘定ですが、見通しが変わってないので、買い買いです。
で、さらに下がったらどうするか?
上昇という見通しが崩れていたら崩れた時点で投げます(損失を確定させるのです)
上昇するという見通しが崩れてなくても、チャート上の最終ポイントが破られたら(損失の総計が見通しを超えたら)損切りです。

要するに株価指数を売ったり買ったり、通貨の売買(FX)をする、というのは自分の見通しに掛けるということではないのです。
日本経済が良くなると思うから絶対に買い!とか悪くなるから売りだという話ではなく、周囲がどう考えるだろう、どういうストーリーが信じられているだろう状況を探りながら、現実の値動き(=チャート)と相談しながら、リスクを取り過ぎなにようにマネジメントしながら瀬踏みしながら川の中を歩いていくような行為ですね。
だから自分の信念、見通しと合致している取引の時もあるし、悪くなるだろうと思いながら買い買いで玉を建て増している時もあるのです。

本格的なマクロ経済はどうこう、マネタリーベースが増えるだけでマネーストックは増えないから効果はない云々というのは、全く別の話。
株式トレーダーだって分かってないわけじゃないけど、それにあえて目をつぶって日々の取引があるわけです。

流れに身を任せつつ、時に逆らい、時に激流に飛び込み・・・というね。
日本経済は黒田大緩和より構造改革と規制緩和というのは確かに本筋なんですが、チャートの中にしか現実がないのがバーチャル・キャピタリズムです。

池田先生はこんな記事読みっこないでしょうが、先生のブログやツィッター、ご本は本当にオモシロク為になるので、あえて1ファンとして書かせて戴きました。
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