2010-07-08 | 20:50
特色であるパスの展開はスピード感に欠け、目も眩むような雄大さと、虚を付くような想像力は乏しい。
ポゼションに傾いた自己満足サッカーに陥りつつある感じで、ドイツが電撃機甲師団まがいサイド攻撃を見せたらスペイン、敗北濃厚、と感じていました。
結果は、ご覧の通り、ドイツはスペインに過剰とも思える敬意を示す消極的な戦いで、闘将プジョルに名を成さしめました。
結局、ドイツに強気を躊躇されたのは、ミューラーの不在と、イニエスタの不思議な力でしょうか?
スペインは先発で不調のトーレスを下げ、ペドロを出したのも正解でした。
思うにベストメンバーで、これで負けてもスペインは後悔なし。
思い切った排水の陣で、チームはバルセロナから6人の、60%セロナの状態。
ただ僅かなチャンスに見せるドイツの攻撃は、怒涛の迫力(に見えた。スペイン乗りのファンからすると)で、カシージャスが本領を発揮していなかったら、勝負はどっちに転んでいたか分からなかったのではないか。
だからこそ、ドイツの消極策は、ある意味惜しまれる。
ドイツ国民とメルケル首相はパウルくんより、監督の采配を責めた方が建設的だと思う。
さて決勝ですが、引き続きスペインを応援したい。
[【パウルくんより】 スペインvsドイツ WカップSF 【采配を】]...Read more
Theme : FIFAワールドカップ
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